朝起きたら雨模様
朝起きたら雨模様。ポツリポツリという感じだったので、傘を持たずに少し外を歩く。雨はあまり好きではないので、土曜日の割には気分爽快とはいかない。途中で撮った写真を2枚。上は畑の中の赤いピーマン。赤い色がやけにくっきりとしている。道から少し離れた位置にあったので、最初は赤いビニールテープかと思った。下は白い猫。ほぼ全身白くてしっぽだけが黒いので、分類したら白黒ネコに入るのだろうか。全身真っ白な猫というのは意外と数が少ない。
散歩は早々に切り上げて帰宅したら、雨は本降りになってきた。午前中には上がるようなので、それまではのんびりと過ごすことにする。
宇治へ
10時ころになると雨もやんできたので、50㏄バイクで外出。とりあえず北の方に向かう。加茂から和束のあたりまでと思っていたが、途中から晴れてきたので、少し足を延ばして宇治を目指す。奈良から宇治に行くには、国道24号線をまず北上するのだが、この道は交通量が多いので裏道をのんびりと走る。私はそこから307号線に入り、宇治川沿いの道を通って行く。
宇治といえば、平等院や源氏物語の宇治十帖の世界が思い浮かぶ、歴史に彩られた町である。いわゆる観光名所と呼ばれる場所も多いが、私がいいと思うのは宇治川で、景観の美しい川といえばまずここが思い浮かぶ。今日も着いて、左岸(平等院のある側)から宇治川の中州にある宇治公園に渡り、いい景色を味わうことができた。今日はかなり水量が多かったが、これは川上にある天ケ瀬ダムからの放流があったためのようだ。撮影した川の写真を2枚ほど紹介。
宇治川の鵜
宇治公園には、大きな鳥かごが設置してあり、そこにはたくさんの鵜が飼われている。宇治川は鵜飼でも有名で、今年はコロナのために中断されているようだが、今ごろがいちばんのシーズンなのである。
鳥かごの前には「うみうのウッティ-」という看板が立っており、「平成26年に、日本で初めて人工ふ化で1羽のウミウが誕生しました」「翌年以降も毎年ヒナが生まれ、元気に育っています」と記してある。人工ふ化で育てるようになったのは結構最近のようだ。ちなみに、鳥かごは二つに分かれており、左側に「捕獲された野生の鵜の小屋」右側に「人口ふ化で誕生した鵜の小屋」という表示があったが、見た感じの動きなど違いは感じなかった。下の写真は左側の鳥かご。
川を見ると、野生の鵜がいる。岩の上にとまっていたり、水に潜ったりしている。水に潜るとしばらく姿が見えない。ここにいる野生の奴はカワウと呼ばれるもので、鳥かごで飼われているウミウとは種類が違う。鵜飼は川で行うのになぜかカワウではなくウミウを使うのである。理由は、ネットで調べると、ウミウの方が体が大きくて力も強く丈夫だかららしい。
続きは明日以降に