選挙
今日は私が住んでいる市の市長選挙と市会議員補欠選挙の投票日だった、いつもは適当な時間にぶらっと行って投票を済ますのだが、今日は開始時間の7時に合わせて行ってみた。一番最初に投票する人が、その会場の投票箱が空っぽであることを確認するというので、一度やってみようと思ったからだ。
投票所の小学校に着くと7時4分前。体育館の入口にはすでに2人並んでいた。ちょっと甘かった。最初に投票するには、もっと早く来なくてはいけなかった。まあ、そこまでのこだわりはなかったが。
7時ぴったりに開場され、入ると投票箱は蓋が開いた状態で、空っぽであることが分かるように、斜めにして置いてある。投票箱を確認すると、すぐに投票箱は蓋をして立てられる。一番乗りの柴犬を連れたお兄さんが確認して、投票後に何かの用紙に署名していたのだった。
6月の浄瑠璃寺
今日までは梅雨の晴れ間で天気が持つようだ。かなり気温が上がりそうなので、あまり遠くない所に朝のうちに行こうと、浄瑠璃寺まで足を運んだ。ここは奈良県と京都府の県境から京都に入った加茂にある。初夏と秋、年に2回くらいは足を運ぶ。9時頃に家を出たのだが、バイクで走っているとすでにかなり暑い。
浄瑠璃寺は季節の花がいつも咲いているが、今日は参道から紫陽花の花が目立った。
あじさい寺と呼ばれる寺のような華やかな咲き方ではないが、風景の中に自然に溶け込むように咲いているのがいい。これは先がピンクのガクアジサイ。
浄瑠璃寺といえば猫が多い寺。日によっては10匹以上見かける時もあるが、今日目にしたのは4匹だった。下の写真は、参道の入口の所にある土産物屋の店先に座っていた猫。
参道にある無人販売所。地元産の野菜などが置かれている。
境内に入る。今日は参拝客が多かった。何人かで来ている年配の方が多い。
今の季節、新緑の色がみずみずしい。国宝の三重塔は少し高い場所にある。カエデの青葉に包まれてくっきりと見える。
三重塔の下から本堂方面を眺めた光景。池を隔てて本堂が見える。浄瑠璃寺は九体寺の呼び名があることから分かるように、本堂に九体の阿弥陀如来像が安置されている。
当尾の石仏
浄瑠璃寺を出て、少し歩いて当尾の石仏の道を歩いた。浄瑠璃寺から少し坂道を歩いたところにあるのがやぶの中三尊磨崖仏。鎌倉時代中期の作だという。
ずっと産を下りて、細い道を、笑い仏の呼び名で知られる阿弥陀三尊磨崖仏があるあたりまで歩いた。黒いアゲハチョウが飛んでいて、背中の青い鱗粉の色がきれいだった。
これは唐臼(からす)の壺二尊と呼ばれる磨崖仏。巨石の二面に彫られているので、一度に写真に撮ったら、こんなアングルになってしまった。
笑い仏のあたりまで歩いて引き返したら、汗びっしょりになった。いちばん暑い時間帯になる前に帰路についた。