ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2025年 梅雨時の風景③

室生山上公園芸術の森へ

 今日は木曜日で仕事休みの日。ちょっと外に出ようかと思うがとにかく暑い。今年は5月前半くらいまで、結構肌寒い日があり、その後も土日は雨が多かった。それでまだ6月半ばというのにこの猛暑だ。気持ちよく外に出られる初夏の陽気というのが少なかった気がする。

 というわけで、今日は山の方に行った。バイクで名阪国道横の裏道から都祁を抜けてやまなみロードを通って室生の方へ向かった。針インターのあたりは体感的に下界より3,4℃は気温が低い。やまなみロードは車の量も少なく快適だ。国道165号線を越えてしばらく行くと室生寺が見えてくるが、今日はさらに山をを上ったところにある室生山上公園芸術の森に向かった。

 ここは広い公園全体が芸術作品になっていて、名前の付けられた大きなオブジェが並んでいる。この前来たのが去年の7月だったので、ほぼ1年ぶりだ。北ゲート横の駐車場には平日だが車が10台ほど停まっていた。入園して最初に目に留まるのが「波型の土盛」。

波型の土盛

 そこから「螺旋の竹林」を過ぎ、次に見えるのがこの公園で一番人気の「螺旋の水路」。ここはいつ来ても、たいてい誰かが写真を撮っている。公園の紹介でも、真正面からの角度の写真がよく使われている。今日は少し斜めから。

螺旋の水路

 その次に見えるのが、「第2の湖」と呼ばれる池の真ん中にある「太陽の塔」。

太陽の塔

 そこを過ぎると、棚田が作られてある場所がある。そして「第1の湖」と呼ばれる大きめの池の中には、野外ステージにも使える「ステージの島」があり、そこから、ピラミッド型のフォルムのオブジェが設置してある「ピラミットの島」へ橋が伸びている。

 来園している人は、私と同じくらいののセミリタイア層の人もいたが、結構若い人が多かった。

ステージの島からピラミッドの島

トンボ

 今日は池の周りにトンボがたくさん飛び回っていた。シオカラトンボと呼ばれる胴体が青いやつとアカトンボが半々くらい。

シオカラトンボ

 俗にアカトンボと呼ばれるものにもいろいろ種類があるらしい。これは見事に赤い。ショウジョウトンボというやつだろうか。

アカトンボ

 池の中にはヤゴがたくさんいるのだろうと思うが、上から眺めただけでは分からなかった。ただ、オブジェにヤゴの抜け殻がとまっていた。

ヤゴの抜け殻

 山の上で、下界よりは少し気温が低いとはいえ、30℃は超えているだろうか。1時間ほど歩くと体力がなくなる。あまり無理をせず帰路についた。帰りに、天理の白川溜池のところでひと休み。ここも眺めはいいが、山の上とは暑さのレベルが違う。あまり長居せず帰宅した。

白川溜池