京セラ美術館へ
今日は休みをとって、家の者と二人で、京都の京セラ美術館まで「草間彌生版画の世界」という展覧会を観に行った。草間彌生の作品に特に関心が強い関心があったというほどでもなかったが、家でとっている新聞社から、無料の招待券が2枚貰えたので、足を運んで見る気になったのだった。
カンカン照りではなかったが、やはり蒸し暑い。京セラ美術館は地下鉄の東山が最寄り駅になる。私の家からは大和路線から奈良線でJRの六地蔵まで出て、そこから地下鉄というのが行きやすい。
京セラ美術館は前に一度行ったことがあったが、なんとなくうろ覚えで東山駅から、柳の木が並ぶ川沿いの風情がある道を歩いたら、反対方向に行ってしまい、途中で引き返すことになった。ちなみにこの道は白川筋というらしい。
気を取り直して正しい道を歩いて行くと、ほどなく平安神宮の大鳥居が見えてくる。京セラ美術館は、そのすぐ隣にある。
美術館のすぐ前を流れているのが岡崎疎水で、東の方の山を望む眺めがいい。
天気予報は曇りだったが、奈良に劣らず京都も暑い。平日の午前中だったが、いくつも催しがあることもあってか、来館者は多かった。
草間彌生版画の世界
草間彌生の展覧会は、4月25日から9月7日の会期だが、前期と後期に分かれていて、展示作品はすべて入れ替えだという。それだけ膨大な作品があるということだろう。今日は後期の2日目だった。
展示作品は撮影NGだったので、写真で紹介できないが、なかなか見ごたえのあるものだった。私の生まれる前から活動しておられて96歳でまだ現役というすごい方なのである。
京セラ美術館ではこの日、「どこ見る?どう見る?西洋絵画!ルネサンスから印象派まで」という展示会もやっていて、せっかく来たのだからと入場券を買って観賞。こちらは写真撮影すべてOKだった。
これは16世紀の作品で「聖母戴冠」。
これは17世紀の作品で、「神の仔牛」。
この日、2階の展示室では、光陽会という公募美術団体の展示会もやっていた。こちらは入場無料で、5部屋ほどの展示室に、151点の絵画が展示してあった。こういう展示会もいい。
美術館内を出たのが2時半頃で、遅い昼食をとって帰宅したのが5時前。まだまだ暑さが残っていた。