ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2024 桜を見る ~ 玉川堤から宇治

玉川堤の桜

 新聞の桜の開花情報を見ると、半分ほどが満開で、残りも七分咲きくらいになっている所が多い。ということは、この土日がいちばんの見頃というわけで、今日は桜を見に出かけた。初めての場所と思い、宇治に出かけることにした。宇治は時おり足を運ぶが、桜の季節に行くのは初めてだ。

 バイクで24号線の横、JR奈良線の線路寄りの道を北上する。途中、井手町を通るが、玉川堤の桜並木がすばらしいという。ここも今まで桜の季節に来たことがなかったので、寄り道して見ていくことにした。

桜祭りの幟が立っている

 今日はどこも人が多いと思い、早めに家を出たので玉川堤に着いたのは8時半頃だった。まだ花見に歩いている人は少ない。「さくらまつり」の幟が立っている。チラシが置いてあったので見ると、さくらまつりの期間は3月23日から4月3日となっている。ここ数年、桜の開花が早いので早めに設定したのだろうが、今年に関しては日程が1週早かったようだ。桜は満開少し手前といった感じだった。

玉川の桜

 私はどちらかといえば、桜より梅や紅葉が好きなのだが、こうやって見ると、桜は景色を一変させてしまう力がある。玉川堤は、桜の季節ではない時に歩いたことがあるが、まったく違う場所のように見える。川と桜も相性がいいのだろうか。橋の上から見るとなかなかいい感じだ。

玉川べりの桜①

 場所を変えてもう1枚。低いアングルから撮ったがあまり変わらない。

玉川べりの桜②

 花見に来て、川べりで楽しそうに歓談しておられる方もおられた。まさに今日は天候も咲き具合も花見日和。

 

花見日和

宇治へ

 玉川堤から元の道に戻り、北上して宇治に向かった。宇治は桜の開花情報にも入っているのだが、それほど桜並木がずっと続いているというイメージはない。宇治川の平等院側から喜撰橋を渡り、中州の宇治公園に出た。喜撰橋から宇治橋方面の眺めはいつもながらいい景色。

喜撰橋からの景色

 桜は、中州の宇治公園や川の両岸に咲いているが、玉川堤のように風景を大きく変えるような咲き方ではない。宇治の風景に、少し彩りを添えるといった感じだ。

宇治公園の桜と宇治川

 対岸に渡り、宇治神社の方に歩いてみた。神社の鳥居の前に桜は咲いていたが、あまり数は多くなかった。この辺りは紅葉シーズンの方がいいかもしれない。

宇治神社の鳥居前の桜

 平等院側の岸に戻り、歩いた。きれいな椿が咲いていて、品種名を書いたプレートがついていたので見ると「光源氏」とある。さすがは宇治。

光源氏

 平等院側の岸に咲いていた桜の写真を、宇治川の流れをバックにして1枚。宇治をメインにして桜を見に出かけたが、玉川堤の方が印象に残った日だった。

宇治川と桜