春の花
今日は木曜日で仕事休みの日。やっと安定した春という気候になってきた。朝から散歩に出かける。いつものコース。
今年はここ数年の中では、桜がいちばん遅かったが、そろそろ散り始め出した。桜の後には次から次へと季節の花が続く。つつじとか牡丹のような目立つ花は、だいたいこの時期というイメージがあるが、散歩の時道ばたに咲いていて、ああこんな花もあったと思い出す花もある。今朝散歩コースで見かけたのはナガミヒナゲシ。外来種だが、桜が終わりかけた頃に目につき始める。
家の前に勢いよく咲いていた花。紫がかった濃いピンクで、目立つ色をしている。芝桜で、これも春の花だ。
草の上にはまだツグミが歩いていた。だいたい4月半ばまでは見かけるので、冬鳥といっても、1年の半分くらいはいる。
天理の桜
もう桜を見るのも今日くらいだ。ここ数年で奈良県内の桜の名所はほぼ回ったので、あまり行っていない場所と思い、足を運んだのが天理方面。天理はあまり桜の開花だよりにも出てこないが、隠れた名所がいくつもあるのだった。
まず最初は天理教教会本部周辺。大神殿の東側から桜の花越しに建物を見る。花は散り始めといった感じだった。
大神殿から南に進むと布留川に沿って25号線が通っている。秋には銀杏並木が美しく、黄色に通りが染まるが、今は布留川沿いにしだれ桜が咲いている。春には桜、秋には銀杏という組み合わせは珍しい。
少し高い所から西の方を眺めると、下の写真のような眺め。天理の町は、天理教の詰所があちらこちらに立ち並び、独特の眺めとなっている。
すこし南に進むと天理高校、天理大学の建物が見えてくる。天理高校のグラウンドの西側の桜並木もきれいだが、散り始めていた。
そこから東の方に進むと石上神宮。外苑公園、そして公園を出たところの道の桜並木もすばらしいが、ここもかなり散り始めていた。
天理ダムへ
そこから東へ山の方に上ると天理ダム。ここの桜もすばらしい。今日は天理ダムで締めようと思いバイクを走らせたが、途中で立ち寄ったのが内山永久寺跡の桜。ちょうど散り初めで、花びらが池を染めるのもいい。ここは撮影スポットなのだろうか。大きなカメラを持った方が2人撮影していた。ちゃんと撮ったらもっといい写真になるのだろう。
というわけで、最後は天理ダム。ダムの周辺一面に桜が咲いている。ここも少し盛りを過ぎているのが惜しかった。
天理ダム風致公園のあたりがいちばんの花見スポットとなっている。遊具が設置された芝生広場があり、普段は遊具の色だけが目立ち、がらんとした感じがするのだが、桜が咲くと印象が一変する。やはり桜の力は大きいと思ったのだった。