ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2024年 春の風景 ④

桜もそろそろ終わりに

 日曜日の朝。昨日に続いて快晴で初夏のような天候になりそうだ。朝の散歩は城跡の方を歩いた。先週の日曜日がちょうど城跡に咲く桜(ソメイヨシノ)のいちばんの見頃で、1週間経ってどうかと思ったが、やはりかなり散っていた、葉の間に花が見え、まだら模様のようになっている。

散っていく桜

 代わりにきれいに咲いていたのが八重桜。ソメイヨシノより少し時期が遅れて咲くのか、ちょうどいい具合に開花している。

八重桜

 城跡の追手向櫓を背景にして1枚。櫓の左のソメイヨシノはもうかなり散っている。八重桜とソメイヨシノでは、同じ桜でも花の質感がかなり違う。

追手向櫓を背景に

 堀の横のツツジの花がそろそろ開きかけていた。今からの季節の花といえば、牡丹やツツジが思い浮かぶ。桜が終わるとすぐ後を追いかけるようにして次の花の季節がやってくる。

次はツツジの季節に

 カモのいる堀には、ハシビロガモの姿は消えていたが、まだヒドリガモが20羽以上泳いでいた。過去のブログを見返すと、4月後半くらいまでは残っているようだ。渡っていく時期が違うということは、カモにもせっかちなやつとのんびししたやつがいるのだろうか。

まだ残るヒドリガモ

大和民俗公園の春の花

 今日は午前中から大和民俗公園に出かけた。家から近いのでよく行く場所だが、この前訪れたのが2月終わりなのでほぼひと月半ぶりになる。その時はまだ梅林に梅の花が咲き、山茶花の花も残っていたが、もうすっかり景色が変わっている。

 普通の桜はかなり散っていたが、まだしだれ桜と八重桜がきれいに咲いていた。

大和民俗公園のしだれ桜

 八重桜は園内のあちらこちらに咲いていた。しだれ桜や八重桜はソメイヨシノに比べると派手な感じを受ける。

大和民俗公園の八重桜

 古民家集落のあたりを歩くと、黄色い花が勢いよく咲いていた。後で画像検索するとこれはウンナンオウバイで中国産の花だ。前に一度名前が分からず調べたはずだったのに、なかなか名前が覚えられない。

古民家の前のウンンナンオウバイ

 それから濃いピンクの花が咲いていて、これも調べるとハナズオウという名だと分かった。これは初めて聞く名前。

ハナズオウ

 散策路の脇に、ツツジもそろそろ咲き始めていた。朝の散歩で城跡近くで見たのは赤いはなだが、これはピンクの花。

ツツジもそろそろ

 散策路脇にはチューリップが咲いていた。先週馬見丘陵公園で、園内いっぱいに咲くのを見たばかりだが、ちょっと彩りを添えてくれるのもいい。

花壇にはチューリップ

 最後に、芝生の上を歩いていたツグミ。冬鳥なのに、なぜか春先になってよく見かけるような気がする鳥だった。

芝生の上のツグミ