宇陀路からの帰路に
一昨日の土曜日の続き。今年の桜編はこれで終わりにします。
まず、室生山上公園芸術の森の桜。少し散り始めていた。ここは桜が風景の中心ではないので、少し彩りを添えるといった感じだ。
室生山上公園芸術の森を出た後、行きとは違う道を通ろうと思い、公園の南ゲート付近から、佛隆寺の方に抜ける小道を進んだ。狭い道だが、こういう時50㏄バイクは小回りが利いて便利だ。車は1台すれ違っただけで、ハイキングの方が多かった。
佛隆寺は千年桜と呼ばれる古木で有名だ。こういう桜の名所には、人が集まるのが常で、寺の前まで来ると、駐車場に入りきれない車が坂道に並んでいる。駐車場といってもそれほど広さもないので当然の現象だ。私はバイクを道の脇にとめ、数枚写真を撮って、坂道に並ぶ車の横を抜けて降りて行ったのだった。
平成榛原子供のもり公園
さて、佛隆寺から国道369号線に出て、少し走ると右手にあるのが平成榛原子供のもり公園。この公園は、3年前の秋、長谷寺の紅葉がまだ少し早く期待外れだった時、帰りになんとなく立ち寄って、紅葉がすばらしくきれいだったのが印象に残っている。今日の桜もそうだった。
駐輪場にバイクをとめると、その向こうに宇陀川が流れているのだが、その川沿いのしだれ桜が満開に咲いていた。
駐車場から階段を上り、宇陀川を見下ろせる高い所に公園に続く橋がかかっているのだが、そこから見ると宇陀川の両岸がしだれ桜の並木で埋めつくされているのが分かる。
公園に入って行くと、芝生広場では、家族連れなどがバーベキューを楽しんでいて、あまり花の写真を撮っていたりする人もいない。しだれ桜は満開だが、普通の桜はかなり散っているようだった。
ホオジロが鳴いていた。まだ鳥の名前はぱっと見分けることができないので、後で写真を見返して判別する。
川沿いに並ぶしだれ桜があまりにもきれいなので、何枚も写真を撮ってしまったが、後で見るとあまり変わり映えしない。2枚だけ紹介。
今年の桜の締めは、平成榛原子供のもり公園となった。