宇治田原の桜
先週土曜日の続きというか、おまけです。
宇治の帰り道、いくつか寄り道をして桜を見ながら帰った。まず寄ったのは宇治から近い宇治田原の田原川沿いの遊歩道「やすらぎの道」沿い。ここの桜もすばらしい。わが家でとっている新聞の開花情報に宇治田原はないが、りっぱな名所の一つだ。
ここの桜は最初に寄った玉川堤と同様、川の両岸に桜並木がある。遊歩道が整備されていて、桜の枝が伸びたその下を散策することになる。この日は満開少し手前の七分咲きくらいだった。
最後にもう1枚。川の両岸に桜があるのは玉川堤と同じだが、こちらの方が、川のたたずまいが自然のままの感じがする。
平城宮跡の桜
奈良まで戻って、帰り道に通るのが平城宮跡。ここの桜は満開だった。宮跡の真ん中にみやと通りという道が通っていて、宮跡は東西に分かれた感じになる。復元された建物はだいたい西側にあるが。桜は東側に多く咲いている。
平城宮跡は普段、あまり人が多くないのだが、この日は絶好の花見日和となって、家族連れなどがたくさん訪れていた。下の写真の桜の向こうに見えるのは朱雀門。初めて奈良に来た人は、昔の建物が残っていてすごいと言ったりするが、もちろんこれは復元されたものだ。
大極殿を背景にして1枚。これももちろん復元されたもの。昔は草ぼうぼうの原っぱだったのが、世界遺産になってから急速に建物が増えてきた。
ファミリー公園の桜
最後に寄ったのがファミリー公園。ここは近年になって「まほろば健康パーク」と命名され、スイムピアという本格的なプールができたりもしたのだが、私は昔のファミリー公園がなじみ深いのでそう呼んでいる。ちなみに最寄りの近鉄の駅名はファミリー公園のままだ。
ここはまさしく隠れた桜の名所で、開花情報には全く出てこないがすばらしい。まず浄化センターの向こう側に小さな公園のような場所があり、そこの桜がきれいだ。少し色の濃いしだれ桜も咲いている。この日は弁当を持った家族連れも来ていた。
そこから大和川沿いの自転車道に出ると、川と反対側の道沿いにみごとな桜並木が続いている。
スイムピアの横、近鉄の線路沿いにも桜並木が続いている。近い場所なのだが、去年は訪れるタイミングがうまく合わなくて、見ごろを逃してしまった。
というわけで、この日は桜見物を満喫したのだった。