朝の猫
来週は天気がずっと崩れるとの予報で、今日はそろそろ曇り空かと思ったが、朝はまだ青空に秋のうろこ雲のような薄い雲が出ているくらいで日の光もさしている。
朝の散歩は貯水池の多いコースを歩いた。いつも通る道から一本向こうの道を歩くと、猫を何匹か見た。まず茶トラ白の猫。貯水池の横に座っている。
続いて納屋の横に白猫。真っ白な猫と言うのはそれほど多くない。上の猫もそうだが、右耳がカットされているので去勢されたオス猫ということになるが、雌雄の別とカットする側の耳の対応は、それほど厳密ではないようだ。
最後にコンクリート塀の間から半身を出す黒猫。細身の黒猫は、どこか精悍な感じがする。
ここのところ、散歩中に紫陽花の花が咲いているのを見かけるようになってきた。本格的なシーズンはまだ半月ほど先だろうか。いつの間にかという感じで季節は動いていく。
唐古・鍵遺跡史跡公園
昼前に少し歩こうと、今日は唐古・鍵遺跡史跡公園に足を運んだ。ここから大和川沿いのしきのみちはせがわ展望公園まであるくと小一時間を少し超えるくらいの散策になる。24号線沿いの「道の駅レスティ唐古・鍵」の駐車場にバイクを置くと、道を隔てたところが唐古・鍵遺跡史跡公園になる。
唐古・鍵遺跡史跡公園は、春は桜がきれいなのだが、今年は足を運びそびれた。下の写真の唐古池に立つ楼閣は、国道からでもひときわ目立つ。春先ならこの角度で桜の花を前景にした写真になるのだが。
唐古池には、冬場はハシビロガモが群れで泳いでいたのだが、今日はカワウが1羽とカルガモが2羽だけ。カメラを向けると飛び立っていった。
平城宮跡と同様、遺跡展示情報館という施設もあり、建物跡の柱穴を実物大に再現してある。この柱穴跡から様々なことが分かるのだが、考古学に興味のない人にとっては単なる穴ぼこになるのだろう。
しきのみちはせがわ展望公園
唐古・鍵遺跡史跡公園からしきのみちはせがわ展望公園まで、田畑の中の道を歩いて10分くらい。ここは大和川沿いの道の脇に、ところどころ休憩所や遊具、展望台などが備わった小公園が点在しているというだけで、人は少ない。冬場はまだカモがいたりもするが、今は水鳥もおらず、ただ川沿いの道をぶらぶらと歩くだけだ。
気温は歩くと少し汗ばむ程度で、川沿いなので風もあり快適だった。ちょうどいいくらい歩いて、バイクを置いたレスティ唐古・鍵に引き返すと、ちょうど表で猿回しをやっていた。
やっていたのは若い男の方で、私が見た時は一連の芸の終わりのあたりだっただろうか。八艘跳びという難易度の高い芸を成功させていた。猿回しを見て、帰路についたのだった。