ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

當麻寺と相撲館に行ってきた

雨模様の日曜日

 昨日に続いて今日も天気はぐずついている。起きてすぐの6時半ごろは雨の闇間だったので、少しだけいつもの散歩コースを歩いた。稲刈り間近で、田んぼがすっかり黄金色に染まっている。

稲刈り間近

 道の脇には数日前より彼岸花がさらに勢いを増して咲いていた。ちょうど今日くらいがいちばん盛りだろうか。彼岸が過ぎてからもう10日も経つのにと思う。アサガオと紅白の彼岸花のコントラストががきれいだったので、数日前のブログにも上げたが、今日も写真を1枚。

アサガオと彼岸花

葛城の方へ

 昼頃は雨がやみそうだったので、當麻寺のあたりに出かけた。このあたりも落ち着いた雰囲気で好きな場所だ。當麻寺は牡丹の季節によく来るが、今の季節に足を運ぶことはあまりない。当麻寺駅前の駐輪所にバイクを停めて、そこから歩いていると、雨がぽつぽつ降ってきた。

 當麻寺の山門には仁王像が立っているが、向かって左側の像は修理中。そういえば前に来た時もそうだった。仏像の修理はかなり時間がかかりそうだ。

仁王像

 参拝客はちらほらといった感じ。当麻寺は境内への入場は無料で、建物内を拝観する時、拝観料を払うという形になっている。私も牡丹の季節は奥の院に入るのだが、今日は境内をぶらぶらと歩くだけにしておいた。

本堂

 これは奥の院の楼門。時代は比較的新しく、しゃれた感じの作りになっている。

奥の院の楼門

葛城市相撲館「けはや座」

 當麻寺を出て、歩いていると、雨が本降りになってきた。家を出るときの雨雲レーダーでは、降っても小雨がぱらつく程度の感じだったのにと思う。

 途中に葛城市相撲館「けはや座」という施設があったので、入ってみた。前にも入ったことがあって、かなり久しぶりのような気がしていたが、ブログを見返すと3年前に入っていた。

葛城市相撲館「けはや座」

 このあたりは相撲発祥の地と言われており、最初の天覧相撲で相撲を取った當麻蹶速(たいまのけはや)の出身地だ。入場料300円(JAF割引で250円)を払って、さっそく入館する。

 相撲館には、昔からの大相撲関係の資料が展示されている。昭和の名力士たちの写真や手形、それから昔の興行のポスターや番付表など。引退した力士の化粧まわしなどもあった。こういった少し昔の資料などを見るのは好きなので、なかなか楽しめた。以前来た時より、展示物は少し増えているように思った。

相撲館の展示

 相撲館の中には本場所と同じサイズの土俵がある。上がってみて仕切り線の前で手を下ろしてみると意外と狭い。少し押し込まれたら、すぐ後ろに俵があるという感じだった。

本場所と同じサイズの土俵

 土俵横には力士の着ぐるみや軍配などが揃えてあって、記念写真を撮影できるようになっている。前に来た時より、来館者も増えているようだった。

 相撲館を出るとやはり雨。雨具を着て帰路についた。

記念写真用