天気は回復
今日は仕事休みの日。昨日は1日中雨模様だったが、天気は回復している。朝から近所を散歩。街中から裏通りを歩いて行く。たむろしている猫が数匹いた。飼い猫もいるのだろうが、餌をやらないでという張り紙も出ているので、野良猫に困っているというところもあるのだろう。下の写真の猫は、空き地の草むらに立っていた。
散歩の後半になって、東の空が赤くなっていきたがまだ太陽は姿を見せない。奈良の日の出が6時40分頃なので、山の上に太陽が見えるのは7時前か。日の出が遅いと、何か時間を損したような気分になる。
當麻寺に
紅葉も今週、来週くらいまでかという感じがする。県内であまり行ったことがない場所ということでふと思いついたのが當麻寺。牡丹の季節にはよく訪れるのだが、今の季節には足を運んだことがなかった。というわけで、さっそく行ってみた。王寺から香芝方面を経由してバイクで行ったのだが、晴天で気温もそこそこ上がり快適だ。
仁王門をくぐり境内に入る。右側の阿形像は修理中とかで姿がなかった。ミツバチが像の頭部の中に巣を作ったとのこと。なら歴史芸術文化村の工房で修理が行われているらしい。
本堂の横を通り、奥の院の方に向かった。宝物館の横あたりの紅葉が美しく、地面に落ちた紅葉も合わせて、その辺りの空間が赤く彩られているような雰囲気だった。宝物館は何回か来ているが、私が特に気に入っているのが鐵仏。関西地方では珍しいものだとか。
當麻寺は、奈良県の紅葉の名所といったランキングにはそれほど上がってこないのだが、なかなかのものだ。紅葉の本数がそれほど多いわけではないが、建物や風景との取り合わせがすばらしいと思った。
それでは、あと3枚ほど撮った写真を紹介。
塔の横にも紅葉が少し見えていた。一面赤く染まっているのはもちろんだが、緑の木々の中に、少しアクセントのように赤が見えているのもいい。
當麻寺を出て帰る道筋にあるのでちょっと寄ってみたのが道の駅ふたかみパーク當麻。すぐ裏手から二上山に登っていけるのだが、さすがにそんな元気はない。横にある二上山ふるさと公園を少し歩いてみた。
今日は平日とあって、あまり人はいない。70代くらいのご夫婦が休憩所でのんびりと弁当を食べておられた。竹林の間から赤い紅葉の葉がのぞいているのがきれいだったので1枚。こんななにげない風景が妙に心に残ったりするのだった。