七里の渡し跡
昨日の続きです。
六華苑を出たすぐ横が広場になっていて、その横にこういう赤レンガの壁で囲まれた運河がある。これは六華苑を建てた諸戸清六が、米を載せた船の荷揚げのために掘ったものらしい。私の好きな感じの風景だ。

すぐ横が広い川になっており、これは揖斐川。奈良県にはこんなに幅が広い川がないので、おおっと思ってしまう。

さて、このあたりに七里の渡し跡があるはずだが、見つからない。渡し跡というくらいなので、昔の渡し場の遺構が残っているのかと思ったが、そうではないようだ。
下の鳥居が渡し跡に立つ伊勢の国一の鳥居らしい

渡し跡らしき場所を探すと多分ここだろう。右奥に見えるのは、かつての桑名城の隅櫓を復元した蟠龍櫓。

猫が1匹とことこと歩いていった。桑名の猫。

九華公園
七里の渡し跡から少し歩いたところにあるのが九華公園。これはかつての桑名城跡を公園の形に整備したもの。堀はあるが、城の石垣らしきものはほとんど残っていないので、城跡というにはやや物足りない。
本多忠勝の像があった。忠勝は肖像画も、いかにも猛将というものが残っている。この像もその系統。

堀には水鳥がたくさん泳いでいた。なぜか大半がキンクロハジロで、ユリカモメも少し交っている。そういえば、大阪城の堀にもこの鳥が泳いでいた。

一か所だけ、石垣がしっかりと残っているところがあり、ここが天守閣跡だろうか。梅の花が七分咲きくらいになっていた。

桑名市博物館
九華公園を出て、駅に向かう途中に桑名市博物館がある。展示は貴重な史料が多く、たいへん充実していた。入館料150円というのは安い。写真撮影はダメだったが、千羽鶴のコーナーだけは撮影可だったので一枚。この折り鶴は、一枚の紙から複数の連続した鶴を折るという独特の連鶴で、「桑名の千羽鶴」として無形文化財にもなっている。

白子の海岸
桑名駅に着いたらまだ時間が早かったので、帰りに降りたことのない駅で下車してみようと思い、白子駅で降りて海の方まで歩いてみた。フリー切符はこういうところがいい。海岸に近づくと、潮の香りが鼻を刺激する。曇り空だったので、海の眺めはいまいちだった。しばらく散策して帰路についた。
