ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

秋の彼岸の墓参り

雨模様

 シルバーウィークで9月は祝日が固まっている。私は木曜日が休みの日なので、今日から4連休ということになる。今日は午前中に墓参りに行く予定だが、朝から天気はすぐれない。曇り空だがとりあえず雨は落ちていないので散歩に出かけた。今日は街の中からあまり通らない方向へ。駐車場にアサガオがきれいに咲いている。見ると葉の形が切れ込みのないハート形だった。最近知ったマルバアサガオか。

マルバアサガオ

 7月に蓮がきれいに咲いていた場所まで歩いた。さすがに花はもう枯れている。花が枯れた後に残るこの部分を花托というのだが、なかなかおもしろい形をしているので、生け花にも使われるとか。

 いつも仕事に行くとき通っている公園のあたりを歩いていると、雨が降ってきた。今日は午前中は雨模様のようだ。雨のやみ間を待って墓参りに行くことにする。

蓮の花托

墓参り

 雨模様の1日かと思っていたら、9時半頃から天気が回復し晴れてきたので、墓参りに行った。私は佐保川沿いの道を2㎞ほど歩き、墓地で家の者と合流することに。田んぼのすぐ横の池にカルガモがたむろしていた。

カルガモ

 佐保川で、この前の日曜に、シラサギやカワウが群れをなしていたあたりを通ったが、今日はそこには1羽の水鳥もいなかった。不思議なものだ。

 墓参りはいつも通り、墓の周りを掃除して花を供えて線香をあげる。お盆と秋の彼岸の間は短いので、つい最近来たばかりのような気がする。

佐保川の流れ

矢田方面へ

 よく晴れていたので、午前中少し矢田の方にバイクで出かけた。矢田寺の方を目指していくと、途中の田んぼの脇に彼岸花が群生している。名前の通り今が盛りだろう。天気のいい日に撮っておこうと思い数枚。よくこれだけ集まって生えるものだと思うくらい群生している場所もある。

群生する彼岸花

 彼岸花は桜に似ている。ぱっと咲いてぱっと散り(枯れ)、風景を変えてしまう大きな力を持っている。ただし昔から桜は日本人に愛されているのに、彼岸花はあまり歓迎されない花だ。収穫前の稲穂にもよく合うと思うのだが。

風景の中の彼岸花

 矢田寺に行く途中に総合公園があり体育館がある。ここは大和郡山市名物の金魚すくい大会が開催される場所で、金魚スクエアという愛称がついている。今年は何とか開催されたがコロナの影響で無観客だった。

金魚すくいの聖地

 矢田寺に行き少し散策。私と同じか少し上くらいの女性のグループが、にぎやかに話しながらお参りに来ていた。さわやかな風が吹き抜けてゆく。本堂の上の青空に秋を感じた。

青空の下の本堂屋根