本格的な冬に
寒さが厳しくなり、昨日の奈良の最低気温は氷点下だった。奈良県は南3分の2は山地で、残り3分の1のうち、東3分の1が大和高原と呼ばれる山間部。したがって平野部はざっと県全体の2割くらいになる。最近、奈良盆地という呼び方はせず、大和平野というようだが、山に囲まれた盆地気候であることは変わりなく、冬場の最低気温は隣の大阪より3℃くらい低い。
今朝の散歩は、城跡の方を回る長めのコース。途中でイソヒヨドリのオスを見かけた。絵の具を塗ったような青と赤茶色のくっきりとした色をしている。
城跡の方に向かうと、紅葉はさすがに散りかけてはいるものの、年の暮れと言うのに。まだ赤い色が残っていた。
中でも、城址会館前から柳澤文庫に向かうあたりの紅葉が、まだ見頃といってもいいくらいの色づきだった。
城跡から少し歩いたところに堀に沿った細長い公園がある。昔からある公園だが、今年になって改修工事をしている。山茶花がきれいなのだが、山茶花が咲いているあたりはまだ工事中で入れない。道路から1枚写真を撮った。
カモのいる池は、まだ水量が回復していないものの、ヒドリガモが群れで泳いでいた。ざっと見まわしたところ、鳥の数はいつもの年の3分の1くらいいだろうか。曇り空のせいか、写りがいまいちだ。
堀の周りを飛んでいたのがセグロセキレイ。ハクセキレイと配色はほぼ同じで、目の下まで黒い部分が広がっていることで区別するらしい。
風邪
今日はちょっと風邪気味で、鼻づまり気味。のどが痛むときは熱が出る前兆で、鼻からくるときは大したことはないが、自重して外出は控えることにする。家にあった三光丸を飲む。三光丸は大和に昔からある置き薬。春先に資料館を見に行ったことを思い出した。