忠臣蔵
今日は12月14日。赤穂浪士の討ち入りの日だ。と言っても、ピンとくるのは五十代より上くらいかもしれない。昔はこの日になると、テレビで忠臣蔵の映画や長編ドラマが放送された。テレビのお笑いのコントでも、忠臣蔵のパロディーがよく演じられていたが、もう元ネタをみんなが知らないのでやらない。ちなみに下の写真は播州赤穂駅に掲げられている「忠臣蔵」の書。
竜田川の紅葉
今日は竜田川の紅葉を見に出かけた。竜田川の川べりに2キロほどにわたって散策路が整備されており、竜田公園という。ここは昔から紅葉の名所だが、色づきが遅めで、いつもシーズンの最後に訪れる。遅めといっても、12月中旬にもなれば見頃を過ぎているのだが、今年は色づきが例年より遅いので、ちょうどいいくらいかと思って足を運んでみた。
着いてみると、思っていた通り、紅葉はちょうど見頃だった。色づいている葉と、地面に落ちている葉がほどよく調和して、すばらしい景色だ。かなり冷え込んでいたこともあってか、散策している人はちらほらいるくらい。
川べりに真っ赤に色づいた木々が立ち並ぶ。
山茶花は、まだ咲き初めといった感じだった。冬の花だが、いつもの年より少し咲くのが遅いのか。
橋を渡って対岸に渡る。最近リニューアルされた橋で、「紅葉橋」と書いてある。ちょっと赤々とし過ぎているような気がしないでもない。
橋の向こうの景色。このあたりの木々は、オレンジ色がかった色づき方をしている。紅葉は様々な色づき方があるのがいい。
川べりにとまって川を眺めている鳥。イソヒヨドリのメスだろうか。
三室山
竜田公園のすぐ横にある三室山の方にも上ってみた。竜田川にちなんだ和歌が刻まれたプレートがある。竜田は桜もきれいなのだが、小倉百人一首に入っている二首は紅葉の歌だ。
三室山の紅葉もきれいだった。りっぱなカエデの古木が立ち並んでおり、渋めのえんじ色に近い落ち着いた赤に染まっていた。
最後に三室山の紅葉をもう1枚。これはきれいな真紅。
ついでに足を延ばして、信貴山朝護孫子寺の紅葉も見ていこうかと思っていたが、冷え込みが厳しかったので帰路に就いた。