ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

馬見丘陵公園 2023年7月

暑い一日

 今日は木曜日で仕事休みの日。かなり暑い一日になりそうだ。

 昨日はかなり雨が降ったが今朝はすかり雨が上がって晴天。朝の散歩に出かけると、季節が少しずつ動いていることが分かる。貯水池横のフェンス際のアサガオの花が増えていた。

アサガオの花

 ガマの穂が勢いを増していた。普通サイズのガマと細いヒメガマが林立している。なかなかいい色。

ガマの穂

 貯水池の横にはハクセキレイ。これは夏の羽の色。散歩コースで、冬は何羽も見かけるが、夏は少し数が少ない。

ハクセキレイ

 家庭菜園に咲いていた赤紫色の花。名前が分からないので、画像検索するとフロックスという名前らしい。昔は花魁草(オイランソウ)と呼ばれていたという。

フロックス

馬見丘陵公園へ

 今日は朝から馬見丘陵公園に行った。ここは月に1回くらい足を運ぶ。ひと月前は花菖蒲が見頃で紫陽花も咲き始めといったところだった。あとひと月すればひまわりウィークの期間になる。7月初めの今の時期は、ちょうどメインになる花がない時期だが、ここはどの時期でも、それなりに季節の花が咲いている。

 いつものように河合町の公民館の駐車場にバイクを置いて、北エリアに続く散策路を歩く。まだ9時過ぎなので、気温はそこまで上がっていない。

夏景色の散策路

 散策路の横には薄いオレンジ色のユリの花が咲いている。暑い日だが散歩いている人がちらほらいる。さすがにもうマスクをつけている人はほとんどいない。

ユリの花

 北エリアに入り、正面の花壇には、百日紅がきれいにさいている。低い灌木の茂みがずっと横に長く続き、赤い花が鮮やかだ。

百日紅

 北エリアはひと月後のひまわりウィークのメインの場所になるが、もちろんまだ時期は早い。ただ、気の早い花がひとつふたつ咲いていた。

気の早いヒマワリがひとつ

 中央エリアの花壇には紫色の房になったようなブッドレアの花が咲いていた。

ブッドレア

 中央エリアにもヒマワリの花壇があり、花はまだだったが、中央に真っ赤なカンナが花を咲かせていた。この場所にいつもカンアが咲く。ヒマワリが咲くころには黄色い花の中に赤い花が見える景色になる。

真っ赤なカンナ

 花菖蒲園はもうすっかり花がなくなっていたが、すぐ横の藤棚にはノウゼンカズラがまだ咲いていた。ちょうど花の散りかけで、下の木のベンチの上にも花が散っている。色鮮やかな花なので、なかなかいい景観だった。

ノウゼンカズラ

 鳥のさえずる声があちらこちらで聞こえるが姿が見えない。一眼レフの大きなカメラを持って撮影に来ているグループがいた。あそこにキビタキがいますよなどと声をかけあっている。かなり遠くを見ておられるようだし、私はキビタキがどんな鳥かも分からない素人なので、邪魔にならないようそのまま横を通りすぎる。

 歩いていると、私のデジカメの射程圏内の木の梢に鳥がとまってさえずっている。口を開いているところを1枚撮ったが、光の加減でうまく写っていない。画像検索するとホオジロだった。

 公園を一周すると11時過ぎになり暑くなってきた。熱中症になる前に帰路についた。

ホオジロ