ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

5月の湖西へ

連休

 今日から5連休。私もカレンダー通りの休みとなる。朝から快晴で気持ちがいい。朝の散歩の時、いつも通りポケットにデジカメを入れ目についたものがあれば撮るのだが、取り出すとバッテリーが切れている。というわけで朝の写真はなし。

 少し前の予報では、5連休の2日目くらいから雨模様とのことだったが、なんとか最初の3日は天気が持ちそうだ。今日は好天なので遠出することにして、琵琶湖方面、湖西の方に出かけることにした。

湖西に

 宇治田原を抜けて瀬田川を右手に見て北上する。このあたりに来るときは、いつも瀬田洗堰が見えるアクア琵琶のあたりでバイトをとめて一息入れる。快晴の瀬田川の景色はすばらしい。

瀬田川の風景

 アクア琵琶の前から、少し瀬田川沿いの遊歩道を歩いた。青い花が咲いている。あまり見慣れない花だ。帰ってからいつものように画像検索で調べると、オオツルボ、別名シラー・ベルビアナという花のようだ。

オオツルボ

 アクア琵琶を出て、元の道に戻り北上。右手に見える瀬田川は近江大橋を越えて琵琶湖になる。ひと月前に来た三井寺や日吉大社のあたりを過ぎ、琵琶湖大橋がかかる堅田のあたりも抜けて行く。連休は人出が増えるので、びわ湖バレイとか白髭神社などの人が多そうな観光スポットは避け、JRの志賀駅の駐輪所にバイクを置き、湖岸を歩くことにした。

JR志賀駅

 湖西線の駅は志賀から比良、近江舞子と続いて行くが、そのあたりの湖岸は人も少なく、眺めがいい。この季節はまだ暑すぎず、歩くと心地よい季節なので、近江舞子までの二駅分をのんびりと歩き、近江舞子からJRで引き返すことにした。

 湖岸には、細い道路が通っている。湖側には家はなく、砂浜でバーベキューができるような場所もある。眺めはたいへんいい。

琵琶湖岸の眺め

 湖の反対側には、一般の民家は少なく、企業の保養地やこぢんまりとしたリゾート施設のような建物が多い。バーベキューをしているグループや水辺で遊んでいる家族連れなどいるが、連休でにぎわっているという感じはなくのどかなものだ。

リゾート地風の雰囲気も

 湖にはオオバンが小さな群れで泳いでいたり、白いサギがとまっていたりする。オオバンはどこにでもいるので見飽きてしまった。

琵琶湖のサギ

 比良駅が見えるあたりから、道は湖岸の集落の中に入り、さらに歩くと近江舞子に近づく。近江舞子は湖西でもいちばんの水泳場で、まだ水泳のシーズンではないが、プレジャーボートが湖面を走っているのが見える。

湖面を走るプレジャーボート

 さらに歩くと近江舞子の中浜水泳場。ここはさすがに人が多く、テントを張り、音楽を鳴らしてバーペキューをやっている。若い人たちの歓声も聞こえ、ゴールデンウィークという感じがする。

近江舞子の中浜水泳場

 この水泳場を過ぎ、少し歩くと近江舞子の駅だが、駅の北側には北浜水泳場がある。こちらは近くのホテルや施設の利用客用の水泳場という感じで、落ち着いた雰囲気だ。

 ここにあるホテルの前に下の写真のような箱が置いてあり、ボタンを押すと琵琶湖周航の歌が流れるようになっている。加藤登紀子バージョンで、琵琶湖岸でこの歌を聴くのはなかなかいい。

琵琶湖周航の歌

 近江舞子駅に戻り志賀駅まで湖西線で引き返し、帰路についた。帰りは大津を過ぎたあたりで一息。下の写真は近江大橋のあたり。

近江大橋