朝の情景
土曜日の朝、いつもの通り近所を散歩。今朝は黒猫の日だったようで、五匹くらいの黒猫に遭遇した。そのうち一匹を紹介。写真で見ると、目がきれいな緑色をしている。
その後、田畑の中の道を歩いたが、一週間ほど前に紹介した白い彼岸花はすでに色あせかかっていた。花期が短いとは思っていたが、その通りである。一方で、夏場から咲いていた朝顔はまだきれいに花開いていた。朝顔の花期は結構長いのだろうか。
近江舞子へ
初秋の好天の日だったので、琵琶湖が見たくなり湖西の方面に向かった。五月に志賀、比良あたりまで行ったので、そこからもう少しだけ足を延ばして近江舞子へ。ここは景色もよく、有名な水泳場(湖なので海水浴場とは言わないようだ)となっており、夏休みは家族連れや若者でたいへんにぎわう。九月も終わりなので、水泳にはちょっと遅いがバーベキューを楽しむ人たちがいるのではないかと予想していた。
バーべキュー場は閉鎖
メインの中浜水泳場の辺りを歩いたが、滋賀県は新型コロナのため緊急事態宣言下なので、バーベキュー場は全面閉鎖となって立ち入り禁止となっている。周囲の店もシャッターを閉めて店じまい状態だった。ただ、湖付近の砂浜は大丈夫のようで、水着姿の大学生くらいの若者が何組かいてはしゃいでいた。
いずれにしても、シーズンが終わった水泳場と言うものはさびれた、どこかすさんだ印象を与えるものだが、そういう感じは結構私は好きだ。
内湖の眺め
琵琶湖から湖岸の松林を越えたあたりに、大きな池があって、内湖というらしい。その辺りには岸から釣りをしている人が二人ほどいるだけで、閑散としている。
ただ、内湖越しに眺めた景色は良かった。遠くに見える山並みは比良山系であろうか。小舟が浮かんでいるが、これは釣舟らしい。岸に貸し舟の料金が看板に書いてあったが、結構いい値段だった。
琵琶湖周航の歌
中浜水泳場から近江舞子駅をはさんで反対側も少し歩いた。この辺りにある宿泊施設の前に、ボタンを押すと琵琶湖周航の歌が流れるジュークボックスのようなものが設置してあり、ボタンを押すと加藤登紀子の歌声が流れる。琵琶湖のほとりでこの歌の調べを聴くのは格別である。のんびりしているうちに二時ごろになっていたので、帰路についた。