春分の日
今日は春分の日、ということは春の彼岸の中日だ。先週くらいまでの予報では、今日まで好天とのことだったが、朝から曇り空。雨も降るようだ。墓参りは一昨日に済ませたので今日は外出予定だが、そう遠くへ行けない。
7時過ぎから朝の散歩。田畑の中の道を歩く。道端を見るとつくしが生えている。つくしも春の訪れのしるしだ。
赤紫色の野草が群生している。レンゲかと思ったが、調べるとこれはホトケノザのようだ。ホトケノザといえば春の七草だが、そうではないホトケノザもあるようなのでややこしい。
畑の中には白いエンドウの花。野菜だが、これも春の花だ。この季節になると、畑も色づいてくるのだった。
近くのお寺の塀の上から白い花。ハクモクレンだ。白い花が重なるようにして咲いている。曇り空が背景なのが残念。
ファミリー公園へ
朝の散歩から帰ったら、ちょうどWBCが始まるところだった。私は熱心なプロ野球ファンというわけでもないが、さすがにこれは見出したら途中で離れられない。結果は作ったような劇的な幕切れで、そこから昼食を食べて12時過ぎ。
午後はいつ降ってもおかしくない天候なので、近場で少し歩こうとファミリー公園に出かけた。私が休日に歩くのは、普段ほとんど机の前から動かない仕事で、太りやすい体質なので、健康のためということもあるのだ。
駐輪場の横あたりに、桜が満開に咲いていた。やけに色が濃い。横にプレートがあり、カンヒザクラと書いてある。
これは台湾や中国南部に見られる桜で、漢字で書くと「寒緋桜」となり、早咲きの桜の一つだ。同じ早咲きの河津桜より色が濃い。
桜の名所に上がらなくても桜がきれいな場所はいくつもあるが、ファミリー公園は、大和川沿いの遊歩道の脇に桜並木がある。今日は歩いてみると、まだ咲き始めといったところだった。あと1週間もすればほぼ満開になっているだろうか。桜はあっという間に咲き、すぐに散る。
浄化センターの方の道沿いには椿の花がきれいに咲いていた。いちばん素朴なヤブツバキのような花が大半だが、花びらが幾重にも重なっている品種も交じっている。
後で調べると、紅乙女椿という品種のようだが違っているかもしれない、
それから、コブシの花もきれいに咲いていた。ハクモクレンのようにも見えるが、花が横に開ききっているのでコブシだろうか。
この季節は花がどんどん開花するのでどうしても花が目につく。猫たちも元気に寝そべっていたが、今日は花を中心に。