ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

梅雨入り前の土曜日

曇り空

 朝から空一面灰色の雲で覆われている。今日は午後から雨。来週くらいには近畿地方も梅雨入りとなりそうだ。

 朝食前、6時ごろから散歩に出かける。田畑の中の道の、やや長めのコースを歩いた。いつもの風景と生き物たち。貯水池の近くではアオサギ、コサギ、カルガモの姿を見かけた。カルガモはつがいだろうか。2羽が仲良さそうに立っていた。

2羽のカルガモ

 カルガモがいた池から少し歩いたところの池に、小さな水鳥が泳いでいるのが見えた。少し離れているが嘴が赤いのが分かる。この池には春先までオオバンの群れが泳いでいて、その中にちらりとバンの姿も見られたのだが、それらしい。オオバンは渡って行ったが、バンは残っているのだろうか。

バンが1羽

 貯水池の横には猫が2匹。これも時々姿を見かけるやつらだ。耳の端がカットされているので、この近所の飼い猫だろう。穏やかな顔をしている。

猫が2匹

 紫陽花の花が育っている家が多い。赤、青、白と色合いも様々だ。さすがに紫陽花は判別できるが、知らない花もまだまだ多い。下の写真の赤い花が咲いていたが、名前が分からないので、帰宅してから調べた。「ノウゼンカズラ」らしい。

ノウゼンカズラ

ファミリー公園の花

 いつ降り出すか分からない天気なので、近い所で少し散策しようと朝からファミリー公園に足を運んだ。5月中旬以来なので、ほぼ1か月ぶりだ。1か月空けば自然の様相も変わる。今日は散策路の横の泰山木が白い大きな花を咲かせていた。1本の木に数多く咲かないところが花の貫禄を感じさせる。

泰山木の大きな白い花

 それから、赤い花も開花しかけていた。名前が分からないので帰ってから調べると、キョウチクトウ(夾竹桃)らしい。去年の今頃も咲いていたはずだが、気づかなかった。

キョウチクトウ

ファミリー公園の虫

 カブトムシやクワガタなどの大型甲虫が出現すると夏という感じがする。去年、ここでコナラの木にカブトムシが大量に集まっているのを発見したが、それは7月中旬だったので、まだ少し早い。今日はコクワガタのメスと樹液によく集まるシロテンハナムグリがいた。カブトムシが出現する前の露払いといったところか。 

コクワガタ(メス)

シロテンハナムグリ

ファミリー公園の猫

 猫たちは、以前からいる常連に加えて、浄化センター側の散策横に、新しい顔ぶれと思われるものがいた。ここの猫はちゃんと不妊手術をして、サポーターの方々が、猫小屋を造ったり餌やりをしたり、一代限りの安楽な生涯を送れるように尽力しておられるようだ。新しい猫が外からやってきても世話に困るだろう。

 公園の芝生広場の周りを歩き、外の大和川沿いの道に出て散策していると、雨がポツリポツリと落ちてきたので帰路についた。午後は家でのんびり過ごすことにする。

常連の老猫

この猫はおそらく新顔