週末の朝
今日は朝から気温が高く、暑くなりそうな日だ。明日の後半から雨の予報が出ている。いつものように6時半から朝の散歩。JR大和路線の列車が走っている。なにげなくいつもと違う場所から撮ると、池に車体が水鏡のように映っていた。
京都市動物園へ
ここからは昨日の続き。
京セラ美術館を出た後、京都市動物園に行った。近くのちょっと洒落た感じのカフェで昼食をとって動物園入場。この日はポンぺイ展から動物園という流れは決めてあった。一人で出かける時は、目的を決めずに着いた先で気分で行動することも多いのだが、この日は家の者といっしょだったので、あまり気まぐれに歩き回るわけにはいかないのだった。
京都のこの辺りは何回か訪れことがある。学生時代には、京都の私大に通っている友人と遊びに来たりしたが、動物園には入る機会がなかった。(あの頃は京阪電車も地下に潜っておらず風情があった。)動物園といえば天王寺動物園のイメージと、子どもが小さい頃に行ったアドベンチャーワールドの記憶しかない。初めての場所というのは楽しみなものである。入場料は大人750円。天王寺が500円なので、少し高い印象。6月に値上げされたばかりらしい。
入った第一印象は、天王寺と比較して緑が多い。緑が広がる公園の中に獣舎が配置されているといった感じだ。
園内に観覧車があったのだが、とても小さい。しかもかなりレトロな雰囲気のゴンドラだ。観覧車はゆっくりと時間をかけて風景を見渡せる高い位置に上がっていくのが魅力かと思うのだが、これでは少し上がったかと思うとすぐに降りてくることになる。まあ、それはそれでおもしろい。
動物たち
獣舎の中には、動物の種類によって木が植えられていたりして、動物たちに優しい環境が整えられている。また、動物にはすべて名前がつけられていて、プレートには種名以外に名前も記されている。平日とあって、子ども連れはいなかった。ただ、どこかの美術学校の学生だろうか、何人か、スケッチブックを持って熱心に動物たちを写生していた。
それでは、印象的だった動物を少し紹介。まず、ゴリラ。いかにも俺がゴリラだといった雰囲気で立っていた。下の写真のポーズをしばらくとっていたので、写生している学生が喜んでいた。
天王寺動物園にこの前行った時にはゾウがいなかったが、ここには4頭のゾウがいた。ゾウはやはり動物園の花形動物のひとつなので、1頭くらい天王寺に譲ってあげることはできないものかなどと思った。
下の写真は爬虫類舎にいたホシガメ。ホシガメは何種類かいて、それぞれ10頭ずつくらい檻に入っていた。
動物園の奥まで歩き、ベンチでひと休み。休憩所から琵琶湖疎水が眺められた。向こうに見える山を越えると琵琶湖が見えるのだろうかなどと思う。一周回ってみて、動物の見やすさでは天王寺の方がいいかなという印象だった。
平安神宮
動物園を出て、平安神宮の方に足を向けた。青空を背に、変わらぬ整然とした姿を見せている。足が疲れてきたので本殿の近くまで行かずに、遠くから拝んだことにする。帰りは地下鉄の東山から乗り、竹田で近鉄に乗り換えて帰宅した。