天王寺動物園
今日は週初めから梅雨のぐずついた天気。あまり話題もないので、先週金曜日、天王寺界隈を歩き動物園に入った時の話。
天王寺動物園は入園料が大人500円でこれは安い。年間パスポートが2000円で、近所にあったら年間パスポートを買ってもいいくらいだと思う。
さて、動物園にはお目当ての動物があったりするものだが、私の頭にあったのがメガネグマ。というのは、一昨年にほぼ20年ぶりに来て、それくらい間があけばたいていの動物は入れ替わっていそうなものだが、メガネグマがどうも20年前に来たときのやつと同じで、しかもかなりヨタヨタしていたので、まだ生きているのか気になっていたのだ。
メガネグマはまだ2頭いた。今回は獣舎の前に説明のプレートが出ていて、それによると、オスがダイスケ、メスがブッペというらしい。
生まれたのはダイスケが1990年でブッペが1993年。かなりの高齢者のようだ。私が昔子どもを連れて来園したときにはまだ元気な盛りだったのだろう。今は特にダイスケがすっかり老いて、いつも寝てばかりだとか。この日もブッペはゆっくりとした動きながら歩き回っていたが、ダイスケは奥の方でずっと寝そべっていたのだった。人間なら、寝たきりの夫を老々介護といったところだろうか。
メガネグマの横の獣舎がホッキョクグマ。こちらは颯爽と歩いていた。どちらかと言えばこちらのほうが人気があった。
この日は平日の動物園ということで、がらがらかと思っていたが、人がやけに多かった。なぜ多いかというと、遠足の小学生であふれていたのだった。何校も来ていた。コロナによる制約もなくなり、人が集まる場所にも足を運びやすくなったのだろう。子どもに人気といえばレッサーパンダ。3頭いた。1頭が笹を食べていた。
2年前に来園したときに比べて、動物の説明の表示などが増えていたように思った。大きめの、動物がいなくてがらんとしている獣舎があったが、その前に下のような張り紙があり、飼育員の動物に対する愛情が感じられたのだった。
それでは、何頭か動物を紹介。クロサイは堂々とした巨体で、さすがの貫禄だった。
次はムフロン。ヤギの一種だろうか。これもなかなかの貫禄。
2頭のチンパンジーは何やら話をしているように見える。
最後に小型の動物で、コビトマングース。
今日はこれくらいで終わり。