雨の後の晴天
昨日は午後からぐずついた天気だったが、今日は朝からいかにも初夏という爽やかな好天になった。6時40分頃から朝の散歩に出かける。街中から公園を抜けてぐるりと歩いた。公園では、紫陽花の季節とあって、ピンクの紫陽花を取り囲むように白いガクアジサが咲いていて目を楽しませてくれる。
葉が赤くなった木に、赤い実がついている。以前から実がなっていたのだろうが、今日初めて気づいた。すぐ横を通っていて、目に入っていても見ていないものは多いのだと思う。
ツバメがしきりに飛び交っている。ツバメは人の思惑など気にせず巣をかけるのだろう。昨日買い物に行ったスーパーの駐輪場の天井の下に巣があり、横に「ツバメの巣があります」という張り紙があった。まだひな鳥は顔を出していないので、これから抱卵していくのだろうか。
天理ダムから竜王山へ
あまりに天気がいいので、山の方に行きたくなった。日曜日はあまり遠出しないことにしているので、龍王山に登ることにした。去年の9月に行って以来だ。長岳寺の裏から歩いて登るコースはさすがに無理なので、天理ダムの横を通って山頂近くまでバイクで行くという楽なルートで登ることにした。
ダム近くの猫
昼過ぎに家を出たが、気候は暑すぎず快適だ。天理ダムは心霊スポットとも言われているが、昼間通る分には何ということもなく、とりたてて絶景というわけでもない。ダムの近くに休憩所のような場所があり、去年来た時には猫がかなりの数棲息していた。今日見ると、数は減っているようだったが、やはり数匹の猫がたむろしている。紙皿の上に置かれた餌を食べていたので、誰かが餌をやっているのだろう。
耳の端がカットされている猫もいたので、ある程度管理されているのかも知れないが、そのあたりはさだかではない。
龍王山
天理ダムを少し過ぎたあたりで、標識にしたがって本道から右に曲がると龍王山に続く道に入る。しだいに山道になっていくが、一本道なので迷うことはない。去年来た時と同じ場所にバイクを置き、そこから歩いて登る。70歳くらいの4人グループがいて、山頂に続く山道のところまで車で来ていた。自動車が通れる道が整備されているのは高齢の人間にとってはありがたい。
山頂からの眺めは絶景だ。上の写真の正面の山の右側が葛城山、左側が金剛山。それから奈良盆地の中に突き出ているのがいわゆる大和三山である。(写真中央やや右に耳成山。そのやや後ろ左に畝傍山。左端に天香久山)
下の写真は上の写真の右側で、写真左側の三角形の頂上が二つ並んででいるのが二上山の雌岳と雄岳。写真右側に松尾山から矢田丘陵が広がり、気候条件がよければその間に遠く明石海峡大橋が望めるという。
山頂で少し時を過ごし、帰路についた。帰りがけに、今年3月にできた「なら歴史芸術文化村」にちょっと立ち寄ったのだが、感想は明日にでも。