咲くやこの花館
昨日の鶴見緑地の続きです。
「山のエリア」を出て、池の周りを一周する感じで園内を歩いた。暑い季節なので散策する人はそれほど多くない。出発点の地下鉄駅の前の大通りが見えてきたあたりにあるのが「咲くやこの花館」という施設。前の池にハスの花がきれいに咲いている。
咲くやこの花館は、1990年に花博が開催された時のメインパビリオンとして建設された施設で、日本最大級の温室で世界の植物が観賞できるという。入園料は500円とお手頃価格で、大阪メトロのエンジョイエコカードで50円割引となる。
植物園はすばらしいものだった。いくつか紹介。これは熱帯雨林植物質で見た熱帯アジアに咲く花で、バンダという名前。
ハイビスカスの花が何種類も見られるゾーンもあった。こうやって見ると、フヨウと似ている。
これはパラグアイオムニバス。
これはベニヒモノキの花。まさに名前の通り。
乾燥地植物室のサボテンも種類がたくさんあった。大型のサボテンが林立している様子は、どこか人間が立っているように見える。
小型のサボテンには、色彩がきれいなものも多かった。
館内の展示室では、富貴蘭展というものをやっていた。これはこの土日だけの開催だったらしい。富貴蘭というのは、蘭の花の盆栽のようなものだが、各地に愛好会もあるらしい。
南港へ
咲くやこの花館を出て、地下鉄の駅に着いたら1時頃だった。ふと海を見たくなったので、長堀鶴見緑地線から中央繊維乗り換えて南港の方に出た。フリー切符はいくらでも乗れるので、こういう時にいい。コスモスクエアまで乗って、海沿いの遊歩道に出る。ここからの景観はいつ来てもよい眺めだ、人が少ないのもいい。
下の写真の右に見えるのが舞洲のスラッジセンター。舞洲の隣の夢洲が大阪万博の主会場で、コスモスクエアから地下鉄の線が延びる計画らしい。少し海岸を歩き、帰路についた。