ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2023年 梅雨時の風景 ④

梅雨空

 木曜日で、仕事休みの日だが、朝から、梅雨空とはまさにこういう空かというような天気。雨はまだ落ちてこないので、いつものように外を散歩。猫のよくいる裏通りを歩くと、白黒の猫がこちらを見ていた。

白黒の猫

 田畑の中の道を歩くと季節の花が咲いている。やはり目につくのは紫陽花。今が季節のど真ん中だろうか。この前名前を覚えたばかりのカシワバアジサイも交じっている。名前を覚えると存在が意識されるようになるのだった。

紫陽花

 キョウチクトウの赤い花も、ちょっと前から咲いている。曇り空の中でもこの色はよく映える。

キョウチクトウ

 田植えがすんだばかりの田んぼを背景に、とまっているのはケリ。鋭い鳴き声で、気性も荒い鳥だ。

ケリ

大和民俗公園へ

 降るのか降らないかといった空模様で遠出はできないので、午後から大和民俗公園にでかけた。駐車場にバイクを置いて歩いていると古民家集落の方から音楽が聞こえる。これは古民家の中からFMヤマトという地元のFM局の放送をやっているのだった。地元のゲストに話を聞き、間に音楽をはさむという番組のようだ。司会の女性のおしゃべりがなかなか流暢だった。

古民家でFM放送

 放送を少し聴いてから、公園内を一周。古民家のすぐ横に泰山木の大きな白い花が咲いていた。

泰山木の花

 今の時期の花といえばやはり紫陽花と花菖蒲で、紫陽花は園内の散策路脇に咲いていた。紫陽花園があるわけではないが、園内の自然に溶け込むように咲いている感じがよかった。

紫陽花

 花菖蒲は、花菖蒲園があるのだが、一面に咲いているわけではなくややさびしい。すぐ近くに水車小屋があるので、水車を背景に写真を撮ってみた。

花菖蒲と水車小屋

 最後に夏の虫。これはコカブトムシというやつで、カブトムシの仲間だが、かなり小さく、樹液に集まることもない。

 小一時間ほど歩いて帰路についた。

コカブトムシ