ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

梅雨の晴れ間の馬見丘陵公園

晴天の朝

 月が変わり6月。今日は木曜日で仕事が休みの日。朝起きると青空が広がっている。梅雨の晴れ間というやつで、今日の午後から降り出し、明日は大雨になるらしい。

 6時前から朝の散歩に出かける。貯水池の向こうに青空が広がっている。

貯水池の向こうに青空が広がる

 線路脇の枇杷の実が少し色づき始めている。あと半月もするといい色に変わるのだろうか。その向こうを走る近鉄電車。

色づきかける枇杷の実

 田んぼにはすっかり水が張られていて、その横の苗代には苗がきれいに整えられている。もうそろそろ田植えの季節だ。今日が雨のやみ間なので、今日くらいに行うのだろう。

水の張られた田

 田んぼの中には鳥がしきりに歩き回っている。いちばん小さいのがスズメ、少し大きいのがムクドリ。そして、さらに大きいのがケリ。写真に撮ると、土の色と一体化して鳥の姿が目立たないがしかたない。

田の中を歩くケリ

馬見丘陵公園へ

 午前中の天気がいいうちに外に出ようと、馬見丘陵公園に行った。6月の10日と11日が馬見花菖蒲まつりというイベントだが、人が多いのが目に見えているので。ひと足早く訪れることにした。

 いつも通り河合町の公民館の駐車場にバイクを置いて公園の北エリアに続く散策路を歩く。木々の様子はすっかり夏だ。

散策路を歩く

 道の脇に黄色い花が咲いている。しゃもじのような形の花びらに、細長いおしべがたくさん突き出ている。よく見る花のようだが名前が出てこない。後で調べるとビヨウヤナギだとか。

ビヨウヤナギ

 公園の北エリアに入ると、平日だが天気がいいので人が結構多い。公園の花壇はちょうど花の入れ替えの時期のようで、あまり彩りがなかったが、5月初めには咲いていなかった花があちらこちらで咲いていた。いくつか紹介。

 白い大きな花は泰山木。名前の漢字のイメージがぴったりした花だ。大きさのイメージが分かるように、コガネムシがとまった写真を1枚。普通サイズのコガネムシが小さく見える。

泰山木の花

 次はヤマボウシ。これもまっ白で品のいい花だ。

ヤマボウシ

 アジサイはまだ少し色づきかけたといった感じだったが、青と白のガクアジサイがきれいに咲いていた。普通のアジサイよりあっさりした感じでこれもいい。

ガクアジサイ

 下の写真はソシンロウバイの実。木の横にプレートが立ててあったので名前が分かった。花は黄色だが、実は赤味がかかった色をしている。

ソシンロウバイの実

 公園の池もすっかり夏の景色で、水鳥の姿もほとんど見えないが、カルガモが1,2羽だけ浮いていた。冬場はオオバンの群れがせわしなく動き回っているが、今の季節はのんびりできるのだろう。

 というわけで、肝心の花菖蒲の話は明日にまとめて。

池にカルガモが1羽