雨の朝
週初めの今日は朝から雨。梅雨を思わせるような天候となった。それほど強い降りではないので、朝食前に傘をさして、少し外を歩いた。田植えが終わったばかりの田んぼの上から雨が降っている。雨天の日はあまり好きではないが、農作物のためには雨も必要なのだろう。
馬見丘陵公園の鳥・虫・花
ここからは一昨日の馬見丘陵公園の続き。
花菖蒲の咲く菖蒲園を出て、園内をぐるりと一周した。5月に来た時はネモフィラの青い花がが園内のいたるところに咲いていたのだが、影も形もない。1か月で自然の様相は大きく変わるものだ。池には5月に来た時と同様、水鳥はいない。池の横を歩いていたら、木の上から鳥の鳴き声がする。何人かの人が写真を撮っていたので私もポケットからデジカメを取り出して真似をしてみた。撮れたのが下の写真。さすがにこれでは、何という鳥なのかさっぱり分からない。
鳥の写真をもう1枚。水が流れているところに降り立っていた小鳥。これはシジュウカラ。よくいるやつなのだが、名前を覚える前は存在に気づかなかった鳥だ。
百日紅の木にカメムシがとまっていた。結構大きい。なんとなく撮ってみて、後から見直すときれいな色をしている。後で調べると、キマダラカメムシといい、東南アジア原産の外来生物らしい。
白い花をつけている木があった。名前を書いたプレートが取りつけられており、「ヤマボウシ」とある。プレートにはさらに説明が記されており、「4枚の白い花弁のように見えるのは総苞片で、花は中央にあります」とのこと。ハナミズキやドクダミも同じ構造をしているらしい。見かけも似ている。
オレンジ色のユリの花が咲いていた。ユリの花は種類が多く、オレンジ色のものもいくつかある。調べてみると、スカシユリという種類のようだ。
公園の中央エリアのいちばん奥に梅林がある。花はもちろんとっくに散っているが、横を通ると、梅の実がきれいになっていた。この梅の実は誰かが収穫するのだろうか。
公園をぐるりと一周して、また遊歩道を戻っていると、ヒマワリらしき花が咲いているのに気づいた。ヒマワリは盛夏の花なので、かなり早い。これも帰ってから調べると、ヒマワリによく似た黄色い花がいくつもある。これはどうもアラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)、別名キヌガサギクと呼ばれる花らしい。
歩いていると昼ごろになった。馬見丘陵公園は広いので、ゆっくり歩いていると時間がすぐに経ってしまう。暑くなってきたので、無理をせずに帰宅した。