散歩コースの鳥たち
今朝は随分冷え込んだ。奈良の朝の最低気温は8℃台で、冬の昼間くらいだ。いつも通り朝の散歩に出かける、貯水池の多い、少し長めのコースを歩く。
寒くなって来ると鳥の数が増えてくる。冬にやって来る鳥だけではなく、1年中いる鳥も姿をよく見る気がする。いつもいるハクセキレイだが、今朝は散歩の中で15羽くらいは見かけた。目の前の道に4羽、ちょこちょこ歩いていた。群れる鳥ではないので4羽まとめてというのは珍しい気がする。
道路脇の池には黒い水鳥が1羽。この前バンらしき鳥をみた場所とは違う池だ。これはクチバシが黄色いのでオオバンだろう。例のひょこひょこ首を動かすようなとぼけた泳ぎ方をしている。
カルガモが日によって群れている池には、今朝は1羽だけカモが立っていた。ちょっと遠めの場所にいたのだが、カルガモではないように見える。ヒドリガモの雌のようだが、どうだろうか。そろそろ冬の鳥が渡って来る時期なのだろうか。
木の梢の上には、アオサギがえらそうに立っている、大型のサギのこういった姿は冬になるとよく見かける。
稲刈りの終わった田んぼに茶色っぽい鳥がいると思ったら、ケリだった。この鳥は田植えの前の春から初夏によく見かけたのだが、また田んぼに戻って来たのだろう。夏の間はどこにいるのだろうか。
ついでにスズメも。電線にスズメが鈴なりにとまっていたのでカメラを向けると飛び去って5羽ほどになってしまった。いちばんありふれた鳥だが近年数が激減しているらしい。
私の家の周辺は、そんなに田舎でもないのだが、30分の散歩でこれだけ鳥が見られるということは、まだ自然が残っているということなのだろう。
馬見丘陵公園の鳥たち
今日は仕事が休みの日なので、ちょっと外出をと思い馬見丘陵公園に出かけた。9月末に来て以来なので3週間ぶりということになる。今の季節はこのくらい間を置くと自然の姿が結構変わっている。今日はかなり見どころが多かったので、明日と2日に分けて紹介。今日は朝から鳥の話で始めたので、野鳥編ということにする。
秋が深まりここでも鳥の姿が増えていた。さっそく、公園に入る前の遊歩道の所の木立に茶色っぽい鳥がいた。これは最近名前を覚えたヤマガラだろうか。
この前来た時に比べると、鳥のさえずりの声がさかんに聞こえる。公園に中央エリアの池の横の木にも鳥たちがたくさん集まっていた。木の実にひきよせられて来るのだろう。いちばん数が多かったのがエナガで、10羽以上飛び回っていた。
シジュウカラもいたが、コンパクトデジカメと私の腕の限界で、なかなかうまく撮れていない。とりあえず後姿で失礼を。
メジロとコゲラもいた。メジロはピントがボケすぎていたので上げられず。コゲラはなんとかぎりぎり識別できるくらいだが紹介。池にはカルガモが数羽とオオバンが1羽泳いでいた。これから水鳥も増える季節なのだろう。
☆明日に続く