田植え
日曜日の朝。初夏らしい爽やかな気候だが、今日の後半から雨になりそうだ。朝食前、6時過ぎから散歩に出かけた。田畑の中の道を大きくぐるりと回るコースを歩く。見ると周辺の田んぼの大半で田植えがすんでいた。一昨日に歩いた時には田植えはまだだったので、ここ2日の間に終わったのだろう。
下の写真は田植えのすんだ水田の向こうを近鉄特急とJR大和路線の列車が通り過ぎる様子。散歩コースのこのスポットだけ、近鉄線とJR線が交差する地点が見通せるので、タイミングが合えばこの光景が見られる。JR列車が写真の左側に写っているがちょっと見えにくいかもしれない。
農家の軒先に、収穫した玉ねぎが吊るしてあった。なかなかいい色をしている。玉ねぎを保存するにはこうやって吊るすのがいちばんいいようだ。収穫時期の中心は、5月下旬から6月なのでちょうど今頃か。
大和民俗公園の花
日曜日のいつものパターンで午前中は家でゆっくり過ごし、昼から少し体を動かそうと大和民俗公園に出かけた。5月8日以来だが、1か月間があくと、この季節は自然の姿が大きく変化している。5月はバイカウツギの白い花が園内のあちらこちらで咲いていたが、影も形もない。
園内の菖蒲園では、菖蒲が花を咲かせていた。ちょうど今がシーズンだと思うのだが、昨日の馬見丘陵公園に比べると咲いている花が少ない。水がなく、土が乾いた感じになっているので、菖蒲が元気にならないのかと思った。昨日はアップで撮らなかったので、1枚だけ近くから撮ってみた。
園内に「オオヤマレンゲ開花中」という掲示があった。この木はモクレンの仲間で、奈良県の大峰山に自生して蓮に似た花を咲かせることからこの名(大山蓮華)がついたという。奈良県では絶滅危惧類に指定されているくらいで、貴重な植物なのだろう。咲いている場所に行くと、写真を撮っている方がおられた。品のいい花だ。
違う場所では、タイサンボクも花を咲かせていた。これもモクレンの仲間で、オオヤマレンゲの花に比べると、タイサンボクの花はとにかく大きく貫禄がある。オオヤマレンゲとは親子のように見える。
紫陽花はまだ少し早い感じだったが、花をつけているものもあった。青い紫陽花が美しかった。府民の森額田園地のあじさい園などでは、たくさんの紫陽花の花が見られるが、季節の初めに少し咲いているのもなかなかいい。
カナヘビ
森の中の散策路を歩いていると、脇の草むらや落ち葉からカサカサという音がしきりに聞こえる。たいていはトカゲかカナヘビで、気温が上がってくると動きが活発になる。トカゲとカナヘビは見かけが似ている。見分け方はいくつかあるが、その一つが尻尾の長さ。カナヘビの方が尻尾が長く、全長の3分の2が尻尾だ。下の写真は今日見かけたやつでおそらくカナヘビ。
1時間半ほど散策して帰路に就いた。夕方からは雨。
☆YouTube「ナラネコちゃんねる」 動画アップしました。