ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2023 初夏の信楽へ ~ 其の二

滋賀サファリ博物館

 今日は朝から梅雨の雨で、朝の散歩にも行かず。というわけで、先週土曜日の信楽の続きです。

 陶芸の森を出て、向かったのが滋賀サファリ博物館。ここは今まで入ったことがなかったので、一度見てみようと思っていた場所だ。ここでは100点ほどの動物の剥製を展示しているが、そのすべてが現館長の父である先代館長が、自分で世界各国で狩猟したものだというからすごい。

滋賀サファリ博物館

 入口で入館料500円を払い中に入ると、いきなり迫力ある剥製の動物の姿が迫ってくる。1970年代から90年代にかけて、各国政府の許可を得て狩猟を行ったというが、現在ではとても不可能だろう。

剥製の動物たちがお出迎え

巨大な鹿が角を合わせる

 展示室は2室。アジアや北米などの動物が展示されている本館が手前で、奥にアフリカ館がある。

アフリカ館

 2室だけだが、剥製はぎっしりとひしめき合っており、壁には動物の頭部の剥製が飾られこちらを向いている。

動物の頭がこちらを見ている

 数が多いのは、鹿やカモシカといった草食動物だが、熊やライオン、トラ、サイといった猛獣の剥製もあった。

 とにかく、一見の価値がある施設だと思った。

シマウマを襲うライオン 後ろにサイも

トラは単独で

紫香楽宮跡駅

 サファリ博物館の近くに信楽高原鐡道の紫香楽宮跡駅があったので、近くにバイクをとめて少しぶらぶらと歩くことにした。駅の向こうに林があって、道が続いている。

紫香楽宮跡駅

 ちょうど列車が来るところだったので、正面から1枚。

列車がやって来る

 林の中を少し歩いていくと、小さな流れがあって、その手前の地面にハンミョウが飛び跳ねている。あまり知らない人が多いと思うが、ハンミョウはたいへん色が美しい虫だ。1匹、なんとか接写。

ハンミョウ

 ついでに、流れの中にいたカエルも。これはトノサマガエル。春から初夏になると、目につく生き物が増えてくるのはいいものだ。少し歩いて帰路についたのだった。

トノサマガエル