さくら猫
今日は火曜日で仕事は休みの日。いつも通り朝の散歩に出かける。今朝は散策中に見かけた猫を写真で紹介する。上は植え込みの横からこちらを眺めている黒猫。下は公園にいた灰色の猫。こちらは純粋な日本猫ではないだろう。
どちらの猫も、耳の端がカットされているいわゆる「さくら猫」である。耳の端のカットは、不妊、去勢手術をされているしるしで、よく見かける。飼い猫か、地域猫として地域住民から認められている猫だということが分かる。生き物との共存も、人間にとってこれからの課題だろう。
柿博物館
奈良県の五條市に柿博物館という施設がある。建物の外観が柿の実のような形をしていることで知られている。以前に訪れたことはあるのだが、ちょうど季節でもあるし行って見ようと思った。バイクで途中まで行った所で場所を確認しようと思ってスマホを見ると、なんと今工事中で、柿の実のような建物の外観はしばらく見られないとのこと。ちょっとがっかりだが、施設自体はオープンしているとのことなので、そのまま行くことにした。
下の写真は前に訪れた時に撮った写真。日付を見ると2014年2月1日となっているので7年前だ。リニューアルして新しい姿を見せてくれるのだろうか。
五條新町
柿博物館は五條市の山の方にあるので、その前に五條新町に寄っていくことにした。五條は歴史のある街で、吉野川の水運にも恵まれ、宿場町として栄えた土地である。その中心が五條新町で、江戸時代から明治・大正・昭和と続いた美しい街並みが残されている。
平日とあって通りを歩いている人もあまりおらず、のんびりと散策することができた。内部を公開している施設があったので入ってみた。一つ目が「まちなみ伝承館」。ここは元々明治から大正の医院の居宅であったのを改修したとのことであった。
五條出身の児童文学作家として、川村たかしを紹介するコーナーがあった。小、中、高校で教鞭をとり、奈良教育大学でも教授となられた方ということで、作品も多く残しているようだ。代表作の一つである「サーカスのライオン」の絵本が置いてあり、来館者が読めるようになっていた。
続いて入ったのが「まちや館」。ここは江戸時代に米商を営んでいた町家を改修した施設とのこと。どちらの施設も受付の方が丁寧に対応してくださり、気持ちよく見学することができた。
五條新町を出ると、1時頃になっていただろうか。そこから柿博物館を目指し、吉野川を越えて山の方に向かった。
続き(柿博物館編)は明日以降に