成人の日
今日は成人の日で休日。とりあえずありがたい。成人式も、成人年齢引き下げで、位置づけが微妙だ。私は基本的に式というものがあまり好きではなく、自分の成人式も出ていない。まあこれには理由があって、学生時代の4年間だけ地元を離れていて、当時は成人の日が1月15日だったので、わざわざ戻ってくるのが面倒だったというだけなのだが。
朝の散歩
7時過ぎから朝の散歩に出かけた。街中を通って城跡から堀端の道を通るコース。いつも金言が貼ってあるお寺の前を通ると言葉が変わっている。住職の気分で貼りかえるようで、年の変わり目がきっかけでないところがいい。安田理深という方は知らなかった。ネットで調べると。仏教学者のようだ。Wikipedia等を見ると自宅が隣家からの出火で全焼した時の言葉が載っているので転載。うーん。私はまだこの境地からはほど遠い。
「「焼かれた」のでもない。「焼いた」のでもない。ただ「焼けた」と。そうすると事実を事実のまま受けていけるのではないか。自も他も損なわんで済む。こんなことを今度の火事で学びました。」
堀端の道を歩くと、カモがいつも通り泳いでいる。今年は去年の冬よりずっと少ないが、それなりの数はいる。ヒドリガモとハシビロガモが主体で、今朝は堀の横の芝生でマガモが草を食べていた。私の家の近所の貯水池にいるカルガモやコガモはこの堀では見かけない。
斑鳩から信貴山へ
小春日和で暖かいのでちょっと出かけようと斑鳩方面へ。このあたりは家からバイクで15分くらい。いつものとおり法輪寺横の駐車場にバイクを置いて斑鳩溜池の方に歩き、池の周りを一周。マガモ、カルガモ、カワウ、カイツブリあたりが泳いでいる。土手に上がってカルガモとマガモがひと休みしていた。
このあたりに来ると、いつも法輪寺の三重塔が見えるのだが、いつも同じなので、今日は水煙の写真でも。薬師寺東塔と違い天人天女はいない。
法輪寺の駐車場の横の木が白っぽい実をつけていた。これはセンダンのようだ。青空によく映える。
この後、天満池の方まで歩いて帰ろうと思っていたが、あまりに気候がいいので信貴山の方まで足を延ばしてみた。斑鳩から信貴山はすぐそこだ。朝護孫子寺を通り過ぎてのどか村へ。今日はのどか村へ入ってみた、冬季は入場料が半額で300円。寒い日は閑散としているが、今日は駐車場も車がたくさん入っていた。小さい子どもを連れてくるにはいい場所である。
今日は外のテーブルで食事をしている人も多かった。石窯ピザや、ここの鶏が産んだ卵の卵かけご飯を売っている。
人が食べているのを見るとおいしそうに見えるので、私もつられて天空さくら卵かけご飯を食べた。ちなみにメニューで「卵無し」があるのは、ここでは卵拾い体験があり、拾った産みたて卵を1個70円で買えるので、それをそのままかけて食べるということもできるのだろう。
おいしくいただきました。名前の通り、のどかなひととき。