冬の花、冬の鳥
来週はものすごい寒波が来るようだが、今日はまだ平年並みの冬の気候。土曜日なので、7時過ぎからゆっくりと朝の散歩に出かけた。城跡から堀端の道というコースを歩く。城跡は、柿の実もすっかり落ちていたが、スイセンの花が咲いていた。スイセンは冬の花だが、地味な花なので忘れがちになってしまう。
赤い梅の花がすでに開きかけている木があった。梅は木によって、開花の時期がかなり違うようだ。白梅より紅梅の方が少し早い気がする。
公園では山茶花の花が咲いていた。山茶花も木によって開花期に差がある。すでに半分ほど散りかけている花もあったが、下の写真の花はちょうど今が満開で見頃という感じだった。
堀端の道を歩くと堀の中にはいつもの通りヒトリガモ、ハシビロガモ、そしてオオバンが泳いでいる。数はそれほど多くない。今日は堀の向こうの木立に白いサギが群れで止まっていた。先週はカワウがたくさんとまっていて、黒い点々になって見えていたのだが今日は白い点々だ。今朝はカワウはいなかった。鳥の習性というのはわからないものだ。
それからシジュウカラが飛んでいた。シジュウカラはくっきりとした色をしていて好きな鳥だ。
橿原神宮周辺を歩く
今日は近鉄のハイキング企画に乗っかって、橿原のほうに行くことにした。「近鉄ハイキング」は参加料無料で、集合場所に行ったら地図をもらい、地図にしたがって各自で歩いて行くというゆるい企画だ。コロナ前には何回か参加したことがあるのだが、コロナで中断していた期間もありひさしぶりだ。橿原はよく通る場所だが、今回のコースは橿原神宮から神武天皇陵、今井町、おふさ観音といったコースで、あまり歩いたことのないコースだったので、一度行ってみようかと思った。
集合は9時半から10時半の間に橿原神宮前駅中央出口に集合ということで、着いたのが9時45分。思っていたより人が多く、受付前に列ができている。私も列に並び、受付で地図をもらい、まず橿原神宮へ。ここは初詣で何回か来ている。二つの大鳥居をくぐり少し歩くと、左手が深田池、右手が拝殿に続く南神門となる。
深田池もいつもの眺め。水鳥がたくさん泳いでいる。エサをやっている人がいて、そちらにどんどん群がっているのは他の場所でもよく見る光景。
参拝は拝殿から行うのだが、橿原神宮には外拝殿と内拝殿があり、一般の参拝は外拝殿からだ。外拝殿には、名物の巨大絵馬が飾られている。
私も外拝殿のところで手を合わせて来た。外拝殿のところから、内拝殿も見える。本殿はさらにその向こうにある。
橿原神宮を出て、次は神武天皇陵に向かう。見るとハイキング参加者は、ほとんどリュックを背負っておられ、肩からカバンをかけているのは私くらいだった。実は神武天皇陵をちゃんと見るのは初めてだった。墓所だから当たり前だが、質素な作りという印象。
☆其の二に続きます!