熱帯夜
ここのところ、夜中の気温が25℃以下に下がらない熱帯夜が続いている。昨夜も暑かったが、少しだけましかと思い、朝のYahoo天気のアメダスを見ると、奈良の朝5時の気温が24.5℃で、かろうじて熱帯夜を免れていた。人間の体のセンターは敏感にできているものだ。
朝の風景
今日は仕事休みの日。朝の散歩に出かけると、まだ6時過ぎなのにクマゼミが声を全開にして鳴いていた。夏である。
散歩コースの田畑の中の道にある百日紅が、白い花をつけていた。白い花は今朝のような青空の下では特に映える。
畑のナスがいくつも実をつけているのが見える。このあたりの畑は家庭菜園の延長のようなものが多いので、実が不揃いなのは仕方ないだろう。
ナスの近くになっていたのが大きな瓜。冬瓜と思ったが、色が白っぽく細長い。瓜にはいろいろな種類があって、これはしろうりのようだ。横の黄色い花が星のようで、見た目にいいアクセントになっている。
下の写真はゴーヤの実。しろうりがすべすべした感じなら、これはごつごつしている。同じ瓜の仲間でもずいぶん見かけが違うものだ。
馬見丘陵公園へ
馬見丘陵公園では、今週土曜日から来週日曜日までが「ひまわりウィーク」である。この公園の夏の大きなイベントなのだが、イベントの週に入ってしまうと人が多くなることが予想されるので、一足早い平日の今日、足を運んでみた。天気も晴天で、ひまわりを半焼するにはうってつけだ。
かなり暑い。去年の真夏にこの公園で歩きすぎて熱中症になりかけたことがあったので、歩く距離を少しでも減らそうと、いつもの河合町公民館横ではなく、公園館の横の駐輪スペースにバイクを停めた。公園館の建物も、青空の下で立派に見える。
公園館は中央エリアにある。ひまわりは北エリアから中央エリアの北寄りに咲いているが、それは後の楽しみにして、先に池を回って中央エリアの南側を歩いた。蝉の声が聞こえるが、うちの近所でうるさく鳴くクマゼミは少なく、アブラゼミが多い。
アブラゼミが鳴いているエゴノキにゴマダラカミキリがとまっていた。このカミキリムシは、私が子どもの頃、昆虫採集に出かけたらよくいたのだが、最近あまり見かけなかった。
ムクゲの花が咲いていた。今まであまり知らなかった花なのだが、花びらが大きくて品のある花だ。色はピンクと白があったが、白い花びらに中心が赤く染まったようになっているのが美しかった。
カリヨンの丘の辺りには、まだ小さなコキアがきれいに並んでいた。赤く染まるのは秋も深まる頃だが、それまで徐々に成長していくのだろう。季節ごとに見どころがあるようにするには、普段の行き届いた整備があるからこそなのだろう。
☆明日に続きます!