朝の鳥たち
今日は木曜日で仕事休みの日だ。どうも3月に入ってきれいに晴れて暖かいという日がなかなか来ない。今日も朝から曇り空。その中を散歩に出かけた。いつも通り、田畑と貯水池の中の道を歩く。特に大きな風景の変化もないので、散歩コースで見かけた鳥の写真でも。
まず、最近よく見るジョウビタキ。これは後ろ姿だが、メスだろうか。冬鳥なので、そろそろ見納めか。
少し離れた貯水池に、大型の水鳥が群れている。下の写真の外にもいるので、30羽くらい。ダイサギ、アオサギにカワウがいる。こういう鳥たちは時々大量に群れている時がある。何か理由があるのだろうか。
貯水池の横にいるバン。1年中この場所に生息している。オオバンは近くにいても、のんびりと構えているが、バンは警戒心が強いのかすぐ逃げていく。
最後にツグミ。これも散歩コースによくいる。ジョウビタキと同様に冬鳥だが、去年も一昨年も4月初めまで姿を見せていた。
三光丸クスリ資料館
今日は、前から一度行きたいと思っていた場所に足を運んできた。それは「三光丸クスリ資料館」という施設。三光丸というのは和漢胃腸薬の名称だが、三光丸を取り扱っている会社名にもなっていて、大和の置き薬という昔ながらの商売のやり方を今も続けている。
資料館は入場無料だが、基本平日しか開館していない。私の家からはバイクで1時間ほどかかる。24号線を南下し、橿原神宮のあたりで西に向かいまた南へ、水平社博物館の近くを通って進むと、JRの掖上駅から1キロほどのところに資料館はあった。事務所のようなところで来館を告げると、係の女性が案内してくれた。想像していたよりずっと立派な資料館だ。
入口から入ると、そこが「薬のまほろば館」という建物。そこで館長さんから、資料館についてひととおりの案内を受け、最初に6,7分の映像を見た。最初の建物は、主に和漢薬や原料となる薬草などについての資料が展示してあった。
上の写真は「和漢薬曼荼羅」と名づけられており、薬の原料となる様々な植物や動物が描かれているが、絵が描かれている扉を開けると、下の写真のように。中に実物が入っていて、直接見ることができる。
こうやって実物を見ると、いかにも効きそうな感じがする。
この建物を出ると、外は和風の庭園のようにきれいい整備されており、左手にまた別の建物が見える。ここが「三光丸こころの館」。
ここには薬づくりの道具や、昔の看板や商売に使われた品などが展示されていた。個人的には、こういうものを見るのが好きだ。道具類は手に取って、薬づくりを体感することもできる。
この建物を出て、庭園の横を通り出口に向かう途中に収蔵庫があり、ここには展示されていない過去の資料などが棚に置かれていた。
帰りに事務所に寄り、記念品を貰って帰路についた。なかなか充実した資料館だった。