氷が張る朝
土曜日の朝。冬至は過ぎたが、寒さはこれからが本番だ。7時半頃から朝の散歩に出かけると、池に氷が張っていた。朝の最低気温は氷点下になっていたようだ。
ここのところ散歩コース脇の貯水池に水鳥の姿があまり見えなかったが、今朝はカモの群れが泳いでいる。みんなコガモだった。去年の冬はハシビロガモが多く、暖かい季節はカルガモが占拠しているのだが、この池の鳥たちの勢力は入れ替わるようだ。
貯水池の上の電線にはスズメが体を寄せ合うようにしてとまっている。電線にスズメといえば定番の風景だが、その数も近年減っているという。
がんばって咲いていたアサガオの最後のひと花も、ついにこの寒さのためかしぼんでいた。年を越さずに終わってしまうようだ。
馬見丘陵公園へ
土曜日は気候がよければ遠出するのだが、あまりに寒いのでバイクでひと走りの馬見丘陵公園にでかけた。ここは月1くらい足を運ぶ。自然豊かな園内を一周すると、ちょうどいい運動になる。
季節の花が絶えない公園だが、今は1年の中でもいちばん花の少ない時期だろう。だが、北エリアに入ると、まだ皇帝ダリアの花が残っていた。季節の花といえば山茶花が園内のところどころに咲いている。
季節がら、クリスマスイベントが行われるのだろう。モミの木らしき木に飾り付けがしてある。
夜になるとライトアップされるのか、芝生の上には様々な形のオブジェが置かれていたが、かなり冷え込みそうなので、見に来る気にはならなかった。
野鳥
花の季節には、ポケットからデジカメを出して気に入った景色を撮っていくのだが、さすがに今の季節はほとんど花がないので彩りに乏しい。そこで鳥の姿でも思い、目にまったものを撮ってみた。大きなカメラを持ってねらいをつけておられる方も何人かいた。冬場は木が葉を落としているため、姿がよく見える。
葉をすっかり落とし、実だけがなっている柿にとまっていて実をつついている鳥がいる。腹の方から見ているので種類がよく分からないがツグミのようだ。
柿の実に顔をうずめるようにして食べている鳥もいた。写りがすこぶる悪いが、小さな鳥だったのと色の感じからおそらくメジロ。
体を丸くふくらませているようにして杭の上にとまっている鳥がいた、これはジョウビタキのメスだろうか。
絵の具で塗り分けたような色をしたヤマガラもいた。
最後に、あまり見たことのない鳥。写りは悪いが後で画像検索すると、「シメ」と出てきた。聞いたことのない名前だ。別に珍しい鳥でもないらしい。
池には水鳥がたくさん泳いでいた。マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、バン、オオバン。水鳥は先週水上池の周りを歩いた時に結構撮ったので、今日は写真はなし。