12月24日
12月24日はクリスマスイブだが、あまり関係ない日常を送っている。朝は日曜日なので、城跡から堀端の道を抜けていく少し長めの散歩コースを歩いた。3㎞くらい歩くので、体が温まっていい。城址会館の前の紅葉はすっかり葉を落としたが、柿の実はまだなっていて、鳥の鳴き声が聞こえる。
城址会館から、本丸跡の裏側を堀をはさんで回っていく遊歩道が、ここ数年工事中だったのだが、工事が終わって通れるようになっていたので歩いてみた。芝生の広場や資料の展示館などもでき、これからさらに整備されるのだろう。大和郡山城は、本丸跡や天守閣跡の石垣もきれいに残っているのだが、日本100名城には選ばれておらず、続100名城に入っている。地元民としては、こういった格付け的なものは結構気になるものだ。100名城にはもう一歩というところだったのだろうか。
カモのいる堀には、いつものヒドリガモの群れ。横の道にいると、餌をもらえると思うのか、ヒドリガモやハシビロガモが寄ってくるので、あまり立ち止まらず歩く。
ファミリー公園へ
午前中に、年賀状に備えてプリンターのインクを買いにジョーシンに行った。店内はクリスマスイブだが平常モード。私はイブの日に店員がサンタの服を着て接客するといった感じが、どこか落ち着かず好きではないので、平常モードの店内だとホッとするのだった。
ジョーシンに行ったついでに、方向が同じファミリー公園に寄ってひと歩きした。先週来たばかりなので風景には変化はない。葉を落とした木々の中の散策路は、まさに無印の風景と言った感じがする。
鳥の鳴き声がしきりに聞こえる。たいていはヒヨドリだ。ヒヨドリは大きいので、遠目にも他の小鳥とだいたい識別できる。
浄化センターの方から大和川のあたりに、いつもと少し違うルートを通って出た。橋の上から東の方を見ると、大和高原の山々が見える。カルガモが黒い点々となって泳いでいる。
浄化センターの敷地内には猫が1匹。右耳がカットされている。園内で保護されている猫だろう。これからの極寒の季節をどう切り抜けるかが生き残りの鍵となる。猫の世界も厳しい。