朝の散歩
木曜日で仕事が休みの日。いつもより遅めの7時20分頃から朝の散歩に出かけた。もう晩秋から初冬と言っていい風景。土の色が見えている田んぼの上にケリが一羽立っていた。土と同じような色をしている。
貯水池の横の空き地に咲いている朝顔の花がまだ少し咲いていた。例年12月の初め頃まで最後の花が残っている。
馬見丘陵公園の紅葉
紅葉シーズンもいよいよ終わりに近づいている。紅葉は、いわゆる名所と言われている場所以外でもきれいなところがたくさんある。今日は家から近い馬見丘陵公園に足を運んだ。ここはどの季節に行っても花がよく手入れされて美しく咲いているが、秋の紅葉もなかなかのものだ。
いつも通り河合町公民館横の駐車場にバイクを置き、北エリアまで約1キロの緑道を歩く。この辺りもすでにきれいに木々が色づいている。
緑道を抜けると北エリアで、広い芝生広場があるが、その周りの木々もきれいに紅葉していた。平日なので訪れている人は少ない。桜や紅葉は、名所といえば人が混雑するほど訪れるのに、こういう場所にやって来る人は少ない。
先週行った湯の山温泉は、黄色く色づく葉も多く見られたが、ここはどちらかというと真紅に色づく木が多い。
11月の上旬に来た時は、まだまだダリアの花が残っていたが、さすがにもう花はすっかりなくなっていた。その代わりに皇帝ダリアが青空に向かって高く伸びて咲いていた。
花といえば、北エリアでは、コスモスがまだきれいに咲いていた。もう11月も終わろうとしているにと思ったが、今年は暑さがずっと続いたので花の咲くのも遅かったのだろう。
馬見丘陵公園は自然が豊かなので、大きな自然の営みの中の一部として秋が深まると木々が色づくといった感じだ。葉を落としている木もあれば、色づく木もある。
公園のいたるところで紅葉が見られるが、中央エリアの公園館から池の方に下りていくあたりが紅葉の中心だろうか。
すっかり葉を落とした柿の木に、実だけがたくさんなっていた。暖かい色で、青空によく映えている。
馬見丘陵公園の水鳥
この前来た時は、公園の池にオオバンがほとんどいなかったが、ぐんと数が増えて群れになっていた。カルガモとオオバンが二大勢力でカルガモの方が体は大きいのだが、あつかましいオオバンに時として押され気味になっている。
オオバンの群れの中に、去年も一昨年も1羽だけバンが交じっていた。探してみると今日もいた。去年一昨年のと同じやつだろう。バンはオオバンより体が小さいが、このバンはどこか堂々としている。
今日はその他にマガモやホシハジロ、ハシビロガモなども泳いでいた。水鳥の数が増えると、本格的な冬到来という感じになってくる。景色を眺めながらぐるりと公園を一周するとちょうどいい運動になった。