ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2023年 晩秋の馬見丘陵公園

立冬は過ぎたが

 木曜日で仕事は休みの日。昨日が立冬で、暦の上ではもう冬だが、昼間はまだまだ暖かく、晩秋という感じもしない。日の出はかなり遅くなってきて、朝の散歩も6時半すぎてから家を出る。

 カモがいる貯水池の横を通ると、いちばん奥の方の縁に白いサギとカモが数羽。遠いので分かりにくいが、緑の羽が少し見えているのでコガモのようだ。

シラサギとコガモ

馬見丘陵公園

 今日は馬見丘陵公園に出かけた。この前来たのが10月の16日で、ダリアが盛りでコスモスはまだ満開の手前という感じだった。11月上旬なので、ダリアはもう終わりかなと予想して足を運んだ。

 いつも通り河合町公民館の駐車場にバイクを置いて歩く。北エリアに続く緑道の木々も、少し色づきかけていた。

木々も色づきかけて

 北エリアに入ると、コスモスは盛りを少しだけ過ぎたくらいで、まだまだきれいに咲いていた。

コスモスもきれいに咲いていた

 ダリア園の方に行くと、ダリアも美しく咲いていた。咲き終えた花は切り落としていくようなので、枯れた花が残っているといったことがない。きれいな状態で観賞できるように、手入れがしっかりされているのだろう。

ダリアも美しく

 10月に来た時、咲いていなかった花もあった。ひょっとすると咲いていたが気づかなかっただけかもしれないが、二つほど紹介。一つ目は、花びらが細いピンクの花で、名前が「ロマンス」。花だけ見るとダリアには見えない。

ロマンス

 二つ目は、真っ赤な花で「ルージュマジック」。ダリアは色や花の形が様々でおもしろい。

ルージュマジック

 花壇には、いろいろな花が咲いていて来園者の目を楽しませてくれる。秋バラも赤、白ときれいに青空に映えていた。

白いバラの花

 池の景色もそろそろ晩秋の装いだ。夏は周りが緑一色だったのが、紅葉がいいアクセントになっている。

池周りも晩秋の装い

 夏場は水鳥の姿も見えなかったのが、数が増えていた。まず、カルガモ。カルガモはずっと日本にいる鳥だが、なぜかここでは夏場にあまり姿を見ない。

カルガモ

 続いて、オオバンが2羽ほど泳いでいた。冬になるともっと数が増え、オオバンはあつかましいので、カルガモが押され気味になるのだが。まだそこまでの勢力になっていない。

オオバン

 それから少し遠い所に茶色っぽく見える水鳥がいた。ズームで撮って後で見ると、ホシハジロのようだ。奥にマガモらしきものも写っている。

 今日は公園には大きなカメラを持った方がたくさん来ておられた。これからが野鳥観察のシーズンなのだろう。

ホシハジロ

 公園の中央エリアのいちばん奥にカリヨンの丘があり、コキア(ほうき草)が植えてある。10月に来た時には真っ赤に色づいていたが、茶色のほうき草の名にふさわしい色になっていた。

 馬見丘陵公園に来るのはおよそ3週間ぶりだが、その間に季節が動いていることが感じられた日だった。 

コキアも茶色くなって