初氷と朝の鳥たち
今朝は冷え込んだ。奈良の最低気温は一気に氷点下に。近畿圏でも兵庫や大阪の海に近い場所に比べて夏は暑く冬は冷えるが仕方ない。仕事休みの日なので、朝食後7時過ぎから散歩に出かける。
寒くなったら、冬の鳥が元気になるのだろうか。いつもの散歩コースに今日は鳥の姿を多く見かけた。散歩道を歩くと、周囲の池や用水路の中からコサギが何羽も飛び立っていく。電線にもとまっている。大型のサギに比べて身軽な感じがする。
池には氷が薄く張っている。たぶん初氷だ。泥の上に少したまった水に氷が張ったその上を、ハクセキレイが何羽も歩いている。
少し大きめの池にはオオバンが数羽泳いでいた。
カモがいた貯水池は、2週間ほどすっかりカモの姿が消えていたのだが、今朝はまた復活していた。姿を消していた間はどこにいたのだろう。ハシビロガモとコガモが同居している。
12月の馬見丘陵公園
今日は馬見丘陵公園に行った。ほぼひと月ぶりだ。前回は、まだダリアやコスモスが残っており、コキアも茶色く、ほうき草らしい色にはえ揃っていたが、今日は完全な冬景色だった。気温も10℃まで上がっていないが、天気がいいので、写真で見ると寒い感じはしない。
クリスマスツリーなども飾られている。もう1週間とちょっとでクリスマスイブ。12月は日にちが過ぎるのが早く感じる。
園内にはまだ紅葉が残っていた。もちろんすっかり葉を落とした木もあるのだが、紅葉は木によって色づく時期が違うので、長い期間楽しめる。
紅葉の梢のあたりに小鳥が何羽も飛び回っている。エナガのようだ。紅葉に小鳥とはちょっとしゃれていると思うが、鳥はじっとしてくれない。とりあえずいちばんましなのを1枚。
冬の花といえば山茶花だが、きれいに咲いていた。それから花壇ではバラも。馬見丘陵公園では、いつもバラが咲いている気がする。どの季節も花が楽しめるようにしっかりと手入れされているのだろう。花は鳥と違ってじっとしているので、近寄って安心して撮れる。
池の方に行くと、水鳥にパンくずのような餌をやっている人がいて、鳥が集まって来ていた。カルガモ、オオバンにキンクロハジロもいる。この中ではカルガモがいちばん大きいのだが、餌を貰えるとなるとオオバンも負けてはいないのだった。
1時間半ほど歩いて帰路についた。歩いている時はいいのだが、バイクはかなり冷える。