ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2月は梅の季節

2月になった

 昨日から2月が始まった。今日は木曜日で仕事が休みの日。7時過ぎてからゆっくりと近所を散歩。先週は寒波が襲い、ここのところ雪が降ったりして、朝かなり冷え込む日が続いていたが、今日は気温が高い。霜も降りていないし氷も張っていない。4℃か5℃の違いなのだがこれだけ光景が変わるのかと思う。

 散歩コースに家庭菜園のような畑があって、高齢の男性が世話をしてるのだが、今日は霜が降りていなかったので、新しく植えた作物がしっかりと見えていた。

霜の降りていない畑

 いつも水鳥がいる貯水池には、今日はカモの姿はなかった。鳥の気分次第ということなのか。その横の空き地には、黄色いスイセンの花が咲いていた。これも霜が降りていないので今日はっきり見えていた。

空き地のスイセン

 去年の初夏からずっと咲いていたウキツリボクの赤い花は、今日見たらかなり色あせて枯れかけていた。さすがにもう花期も終わりというところか。永遠に咲き続ける花はないのだった。

ウキツリボクももう終わり

 屋根の上にはいつものアオサギがとまっている。アオサギは見え方によって妙にユーモラスな格好に見える時があったりする。このアオサギは頭に毛が四本。

アオサギ

けいはんな記念公園へ

 そろそろ梅の季節だ。私は秋の紅葉の次くらいに梅が好きなので、まだシーズンの入口だが、今日は梅を見に出かけた。奈良の三大梅林は月ヶ瀬、賀名生、広橋だが、これらは山の方にあるので、3月にならないと見頃にならない。というわけで、けいはんな記念公園に足を運んだ。

 途中で平城宮跡北の水上池に寄って、ぶらりと歩いてきたのだが、その写真を載せると写真が多くなりすぎるので明日にでも。

 水景園に入場すると、入口で小さな袋入りの豆を貰えた。そういえば明日は節分だった。観月楼の中にも鬼の顔はめパネルがあった。

節分らしく

 肝心の梅はというと、まだまだといった感じだった。半月後くらいに見頃に近づくのだろう。紅梅も白梅も、つぼみからやっと開きかけといった具合。先週の寒波の影響もあるのだろうか。

池の上に枝を伸ばす紅梅

少し開きかけた白梅

 天気は曇り空で、朝からあまり気温が上がっていないようでやはり冷える。観月楼のギャラリーでは、公園の写真展をやっていた。なかなかすばらしい写真がそろっていた。その後、永谷池の周りをぐるりと一周。この池の周りの散策路の風景もいい。池にはマガモの群れが泳いでいた。

散策路を歩く

 歩いていると、池のそばの石の上にかわいらしい鳥がと思ったら、ジョウビタキのメスだった。鳥も種類によって性質があるのだろうか。ジョウビタキはのんびりしていて、比較的まともに撮れた写真が多い。

 寒かったので、帰りに源氏の湯に入ってぬくもってきた。去年のブログを見返すと、2月1日にここに来て、梅のことを書いていた。1年たっても考えることはあまり変わらないのだった。

石の上のジョウビタキ