ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

10月の琵琶湖へ ~ 其の二

雨の朝

 今日はひさしぶりに雨の朝。今日一日だけ天気がぐずついてまたその後はしばらく晴れるらしい。今朝は散歩はなしにする。

 今日は一昨日、10月14日(土)の続き。

琵琶湖沿岸を歩く

 水生植物園みずの森を出て、琵琶湖の見える岸辺を少し歩いた。天気がよく、湖上から吹く風が気持ちいい。みずの森を出る時に目に付いた鶏頭。赤い色がなんとも鮮やかだった。

真っ赤な鶏頭の花

 空は秋のうろこ雲が出ていて、トンビが飛んでいる。

秋の空

 このあたりはまだ琵琶湖のいちばん南側なので、対岸が見える。堅田のあたりだろうか。少し北の方のいちばん狭くなっているところに琵琶湖大橋がかかり、そこからさらに北側からは湖の幅がぐっと広くなっていく。

琵琶湖の風景

 木の枝の先にトンボが1匹。トンボが飛んでいるのを見られる季節ももう少しなのだろう。

トンボが1匹

矢橋帰帆島公園へ

 時間があればもう少し北の方、近江八幡あたりまで行こうかと思っていたが、1時半頃になっていので断念、帰り道になる矢橋帰帆島公園に寄っていくことにした。ここは8月末に来たばかりだ。

 ここは猫が多い場所だ。大きな餌やり禁止の看板が出ているのだが効果があまりないのかもしれない。カラスも多い。琵琶湖を埋め立てて造った人工島なので、緑は多いがあまり野鳥などはおらず、カラスがやけに多い。カラスに餌をやる人はいないだろうが、どうしてなのだろう。

 この日はいつも3,4匹ほどがたむろしているベンチのある場所に1匹だけ猫がいた。子どもを3人連れた母親がいて、その中の小学校3、4年生くらいの男の子がしきりに猫の頭をなでていて母親も止めようとしない。野良猫はいきなり嚙みついたり引っかいたりすることがあるので、ひやひやしたが、何事もなく親子連れは立ち去って行った。 

野良猫たち

 少し園内を歩いていると、池などがある庭園のようになっている場所に数匹の猫たちがたむろしていた。誰かが餌をやっているのだろうか。

木立の中の猫たち

 去年の6月に来た時に、柵の向こうの空き地のような所に狐がいたのだが、この日も同じ場所に動物が寝ていた。去年の狐は立っていて、あきらかに尻尾の形から狐と分かったのだが、これは野犬のようにも見える。

 この公園はスポーツ施設や子どもの遊び場などが充実している健康的な場所なのだが、裏手に回るとちょっとあやしげな雰囲気があり、なんとなくそこが気に入っているのだった。

野犬?狐?