瀬田川沿いの風景
一昨日の続きです。
アクア琵琶のすぐ前には旧瀬田川洗堰の一部が昔のままの姿で保存されている。このあたりの景観はいつ見てもいい。
アクア琵琶を出て、バイクは置いたままで瀬田川沿いの小道を歩いてみた。このあたりは空が青空の時は、絵葉書にしたいくらいの景観が見られる。この日は曇り空だったが、それはそれで趣のある風景だ。
川沿いにオレンジ色の小さな花が咲いていた。名前が分からないので、写真に撮って帰ってから調べると、マルバルコウソウというらしい。北米原産の外来種だとか。外来種には目立つ色のものが多い気がする。
矢橋帰帆島公園へ
アクア琵琶の前からバイクに乗ってさらに北に向かう。最初、琵琶湖博物館のあたりまで行こうかとも思っていたが、猿丸神社とアクア琵琶で時間をとったので、そこまで行かずに、矢橋帰帆島まで行くことにする。
矢橋帰帆島は、もともと下水道施設のために作られた人工島だが、島内は浄化センターだけでなく、公園として各種スポーツ施設やキャンプ場、子どもの遊び場なども作られて整備されている。今日は夏なのでプールもやっていた。
充実した公園だが、適度に放置されてちょっとさびれた雰囲気の場所があるのがいい。公園名の表示なども木が古くなって朽ちかけているのだが、そのままになっていて、なかなかいい感じである。
前にも紹介したのだが、ここには猫が棲息している。以前ここのホームページで、地域猫活動を行うボランティア団体と連携して猫の保護をやっているということが載っていたが、今はどうなのだろうか。野良猫の餌やり禁止の大きな看板が立っているので、捨て猫もいるのだろう。
公園内を散策していると、休憩所のようなところに猫が数匹たむろしていた。人をあまり警戒していないので、餌をもらっているのか。下の写真の手前の黒猫は、はっきりと左耳カットの後があるので地域猫なのだろう。
植え込みの中にも1匹。この猫もよく見ると左耳がカットされているようなので、おおむね保護されている猫たちがたむろしているのかもしれない。
公園内に庭園があり、ここもほどよく放置された感じなのがいい。池にシラサギがいて、水に姿が映り水鏡のようになっていたので撮ってみた。ダイサギかと思ったのだが、少し小さい感じがする。くちばしが短めなのでチュウサギではないかとも思うが、この写真だけで分かるのだろうか。
公園を出て、そのまま帰路についた。あまり暑くなかったが、遠出したので結構疲れた1日だった。