土曜日の外出
土曜日は、翌日も休日なので一週間のうちでいちばん気楽に出かけられる日である。コロナが流行しているが、人がそんなに集まらない自然がきれいな場所はいくらでもある。今日は天気がそう崩れることはなさそうなので、歩き回れる場所へと思い、まず大阪府民の森、むろいけ園地に行くことにした。
府民の森とは、大阪府が豊かな自然に親しめるように、森林や施設を整備した公園であり、すべて奈良県との県境近く位置しているので、奈良からも行きやすい。このブログでも、以前にくろんど池やぬかた園地のあじさい園に行ったときのことを書いたと思うが、どこもお金をかけずに半日ほどのんびりするにはいい場所である。私が子どもなら、USJなどよりこういう場所の方が連れて行ってもらってよっぽどうれしいと思うが、人それぞれなのだろう。
むろいけ園地
奈良からむろいけ園地に行くには、国道163号線を西に進み、清滝トンネルの前で左に曲がって進むことになる。バイクを駐車場に置き、案内板を見る。ここは「緑の文化園」という総合施設で、その中にむろいけ園地もあるようだ。
少し行くと、小さな案内所があるが、着いた時間が9時半ごろでまだ開いていなかった。さらに少し歩くと、森の工作館という建物がある。開放されていたので中に入ってみたが、誰もいなかった。コロナがなかったら、今日など夏休み中なので、子どもたちの野外活動などで活気づいているのだろう。建物の中もきれいに整備されていた。
むろいけ園地は森の中に散策路があり、池もあり、自然の中を歩いているという感覚を味わうことができる。セミがしきりと鳴いていた。ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、アブラゼミの声が交じっているがクマゼミの声は聞こえない。ひょっとすると気温が低くてなりを潜めているのかもしれない。
訪れている人は多くない。1時間半ほど歩いて出会ったのは70歳くらいの夫婦が2,3組、私と同じ中年から初老くらいの単独で散策しておられる方が数人、虫取り網を持った親子連れが数組といったところか。
猫の姿が
こういった自然公園では近年、猫のエサやり禁止の看板などが立てられ、猫の姿はほとんど見かけないのが普通であるが、今日のむろいけ園地では数匹の猫の姿を見かけた。あまり人を怖れず、顔を見ると鳴くのもいたので、おそらく来園者がエサをやっているのだろう。こういった場所での野良猫の問題はなかなか難しい。
むろいけ園地をぐるりと回って駐車場の所に戻ると、まだ昼前だった。ここから同じ府民の森のほしだ園地までは近い。そう足も疲れていなかったので、ほしだ園地にも足を延ばすことにした。
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