むろいけ園地
昨日の話です。
けいはんな記念公園に行った後、時間も早かったので、少し足を延ばして大阪府民の森むろいけ園地に寄った。むろいけ園地は森の中に散策路があり、池もあり、自然の中を歩いているという感覚を味わうことができる。とてもいい場所で、近かったら月に1回くらい来たいのだが、少し遠く、交通量の多い国道を通っていくので、年に2回くらいということになるのだった。
さっそくバイクを駐車場に置き、園内に入って行く。生駒から大阪府に入ったところの、清滝峠という少し高い場所にあるのだが、気温はかなり上がっている。ただ、暑く感じるほどではない。
かなり広い園地で、アップダウンもあるので、いい運動になる。平日だが、私くらいかもっと上の、リタイアまたはセミリタイアといった年の方々が何人も散策しておられた。
水辺自然園という、池の周りの自然がそのまま残る中に遊歩道を巡らした園地なので、季節季節のありのままの自然を楽しむことができる。黄色いヤマブキの花とピンクのツツジの花がいい色の対照を見せていた。
また、ここでもシャガの花がきれいに咲いていた。この花は群生するのだろうか。、一か所にかたまって開花していた。
少し季節は過ぎたが、野生の椿が少し残っていて、散策路に赤い花を落としたりしている。
むろいけ園地の猫事情
さて、むろいけ園地には以前から野良猫が棲息しており、去年来た時は園でも困っているようで、餌やり禁止の掲示が出されたりしていたのだが、この日見ると、今までとは違った張り紙があった。
どうやらTNR活動により猫との共生を図るという方針になったようだ。そこで園内を散策しながら遭遇する猫の様子にも目を配っていたのだった。猫のいる場所はだいたい限られていて、2か所くらいに数匹ずつたむろしていた。見た限りでは、だいたいの猫が耳をカットされる、いわゆる「さくらねこ」になっていた。
また、だいたいの猫がおだやかな顔つきをしていて、人慣れしているということも共通していた。この様子を見るかぎりでは、人と猫との共生は順調に進んでいるように見えた。しかしここで余計な捨て猫などする人が出たら、せっかくの活動が台無しになってしまうので、そのあたり、来園者も気を付けてもらいたいと思いながら園地を後にした。