ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2023年 なるかわ園地のツツジ

天気は下り坂

 4月29日。祝日だが土曜と重なると1日損した気分になる。朝から曇り空で少し雲間に青空がのぞいている。天気は下り坂で、午後から雨になるとの予報だが、昼過ぎまではなんとか持ちそうだ。

 朝の散歩はいつもの貯水池の多いコース。池の縁にカルガモが1羽。冬のカモたちが渡っていき、近所の池で残っているのカモはカルガモだけになった。

池の縁にいるカルガモ

 道の脇の桜の木に小さなさくらんぼがなっていた。ソメイヨシノは実をつけないというが、この木はどうだったのか、忘れてしまった。花を咲かせる期間は短いが、木はずっと生の営みを続けている。

さくらんぼ

 家の前に、咲き始めといった感じでピンクの花が咲いている。これも名前が分からないので帰ってから画像検索するとワトソニアという名前が出てきた。うーん、聞いたことがない。

ワトソニア?

なるかわ園地へ

 今日は雨の降る前の午前中に、大阪府民の森なるかわ園地のツツジを見に出かけることにした。なるかわ園地では、ネットで日々のツツジの開花状況を知らせてくれる。昨日見ると8~9分咲きとあったので、もう見頃だろう。

 矢田自然公園子どもの森の北側から矢田丘陵を越え、国道308号線から暗峠を抜けていくというショートカットルートが早い。この道は国道と言っても知る人ぞ知る道幅の狭い酷道で、小回りの利く50㏄バイクはありがたい。

国道309号線 暗峠

 さて、暗峠を越えると左手になるかわ園地の入り口が見えてくる。バイクを置いて散策路を歩く。道は舗装されており、道標もしっかりとついている。園内に入って少し歩いたところに休憩所があり、そこからツツジ園まで1キロほど。さすがにツツジの季節だけあって、人はそこそこいる。途中に展望台があり大阪方面が一望できる。

大阪の街が一望できる

 ツツジ園に着くと、ちょうど斜め上からツツジの花を見下ろす角度になり、花の塊がロールケーキのような感じに見える。私は去年も来て2回目だが、初めて見る人は、すごいといった声を上げている。

ロールケーキのようなツツジ

 下に降りて、ツツジの花の間の散策路を歩いてみた。道の両脇がツツジの花で埋めつくされている感じだ。

両脇が花でいっぱいに

 散策しながら、みんな写真を撮っている。私もデジカメで撮ってみたのだが、桜や梅のように風景と組み合わせてというわけでもなく、きれいな花だけをそのまま撮るということになるので、あまり代わり映えしない。とりあえず3枚ほど。

濃いピンクのツツジ

薄いピンクのツツジ

青空を背景に白いツツジ

 ツツジ園に咲いているのはヒラドツツジという、公園などでいちばんよくみられる品種だ。次に坂を上って「ぼくらの広場」と呼ばれているいちばん高い場所の方に向かう。ここで咲いているのは真っ赤なツツジで、まず「本キリシマツツジ」。

本キリシマツツジ

 次はオンツツジ。これも赤一色なので、ちょうど飛んできたクロアゲハがとまったところを撮ってみた。

オンツツジ+クロアゲハ

 最後にアゲハ抜きのも1枚。

オンツツジ