京都競馬場へ
今日は気分を変えて、京都競馬場に行った。私はギャンブル好きではないが、競馬は馬が走っているのを見るのと、競馬場の広々した雰囲気が好きなので、たまに行ってみたくなる。京都競馬場は去年の春にリニューアルオープンされた。私は8年ほど前に行ったきりなので、新しくなった施設は見ていない。
久しぶりなので、いろいろ変わったところもあるのかと思い、ネットで調べると、今はUMACAというキャッシュレス投票のカードがあるとのこと。
10時過ぎに最寄り駅の淀に到着。駅から専用通路が競馬場に直結している。
入場券200円を買って入場。さすがに建物はリニューアルされて新しい。場内禁煙の張り紙がしてある。昔の競馬場のイメージとは全然違う。
まず、ブースでUMACAを登録してカードを受け取った。ネットで調べたときに、使い勝手が悪いという感想もあったが、私は、馬券を買う時その都度現金を入れる手間などが省け、使いやすかった。
この日は5レースを千円ずつ買うことにしていたので、5千円を入金。ギャンブラーの買い方ではないが、久しぶりに競馬場の雰囲気を味わいたくて来ただけなので、これで十分。
UMACAに入金して、10時50分からのレースに間に合いそうだったが、久しぶりなので様子を見ることにする。
今年の最後のレース開催だが、重賞レースがあるわけでもないので、人出はそこそこといった感じだった。観客は、スタートしたあたりは静かに見ているが、ゴールが近づくと歓声が上がり、この雰囲気がいい。
馬券購入
11時20分の第4レースから、1時40分の第8レースまでの5レースを買うことにした。
ところで、馬券には返戻率というものがある。売り上げのうち決まった割合をJRAが「テラ銭」として取り、残りを的中した人で山分けするという仕組みなのだが、返戻率が馬券種で違うことを、ネットで調べて初めて知った。(競馬をよくやる人には常識中の常識だろう。)それによると、単勝と複勝の返戻率が80%でいちばん高いのだった。3連単だと72.5%しかない。簡単にいうと、あまり当たらないが当たったら大きい種類ほど返戻率が低い。
そこでとりあえず、単勝と複勝のみを買うことにした。
漠然とパドックを見て、馬を選ぼうかとか思っていたのだが、どの馬も同じに見える。だいたい、素人がパドックを見て馬の調子が分かるわけがない。
そこで、自分の誕生日の数字で買うことにした。生年月日の数字にちなんだ馬番を5頭選び、単勝と複勝を百円で1枚ずつ、計千円。結果は1頭だけ1着が当たったのだが、本命に近い馬だったので、単勝が290円で複勝が150円、計440円。千円で440円だから、当たっても損をしているのだった。
とりあえず、今日はこのやり方でやってみようと、5レース分、家族の誕生日の数字で馬券を買って、最終的に4160円戻ってきた。(人気薄の馬が当たった時は複勝でもそこそこ配当がつくのでプラスになったレースもあった)
5千円分買ったので、ほぼ返戻率の期待値通り。まあ、大負けしないけれど、ジリ貧でちょっとマイナスになってしまう買い方なのだろう。
競馬場の雰囲気は楽しめた1日だった。