初日の出
年が変わった。
元日の朝は大和郡山城に初日の出を拝みに行く。日の出時刻は7時4分らしいので、6時半に家を出て、城跡に着いたのが6時45分頃。そこそこの人出。
天守台の方に行くと、石垣の上にはすでに人がいっぱいだ。そう言えば、去年もこんな感じだった。みなさんかなり早くから出てきておられるのだろう。私も頭越しになるが、高い所から日の出を見ようと、上に上った。
去年は曇り空で初日の出がしっかりと拝めなかったのだが、今年は晴天。みなさん、カメラやスマホを持って、初日の出の瞬間をとらえようとしている。
日の出時刻が7時4分といっても、山があるのでまだ太陽は見えない。待ちくたびれている人もおられた。7時10分頃になって、そろそろ太陽がのぞくかという気配が見えてきた。
太陽が山の端から姿を見せかけたのは7時15分頃。肉眼では分かったのだが、デジカメでは上手く写ってくれない。
7時20分頃になると、完全に山の上に姿を現した。コンパクトデジカメでは、これが限界だった。
帰りはカモのいる堀の横を通った。堀の水量は相変わらず減ったままだったがカモは元気に泳いでいた。カモにとっては大晦日も元日も同じなのだろうなとか、ふと思ったりする。
初詣
昼前から家の者と初詣。毎年同じ場所に行くのではなく、適当に場所を変えているが、今年は天理の石上神宮に参拝した。天理駅まで電車で、そこから歩く。30分くらいはかかる。アーケードの商店街をしばらく歩いた後、威容を誇る天理教の大神殿を横に見て進む。
奈良県の初詣スポットといえば、神社では春日大社、橿原神宮、大神神社が参拝者数のトップ3で、石上神宮はメインの場所ではないが、さすがに元日の昼頃とあって、人出は多く、露天も出てにぎわっていた。
境内にいろいろな種類のニワトリが放し飼いにされているのもいつも通り。ニワトリは、別に寺の縁起に関係があるわけではないとのこと。
拝殿の前まで行って参拝。春日大社や橿原神宮のように、参拝者が何層も並んでいるということはないので、落ち着いて手を合わせられる。
帰りに神社の駐車場の横を通ると、天理駅まで無料のシャトルバスが出ていたので、帰りはバスで駅まで戻ることにした。天気がよく暖かい元日だった。