ぐずついた天気
今日と明日はぐずついた天気になる模様。まあ、菜種梅雨という言葉があるくらいで、この季節はしかたない。夜中に降ったのか、地面が濡れている。朝はなんとか雨が降っていなかったので朝の散歩に出かけた。
城跡の桜もかなり散っている。もう散り始めからさらに進んだくらいだ。ソメイヨシノは散りかけた状態でも、花が赤味を帯び、葉の緑もまじって、それなりに美しく見える。
ウグイスが鳴いている。ウグイスは声は聞こえるがたいてい姿が見えないものだが、少し残った桜の花の横に姿が遠く見えた。
鳥つながりで、ツグミも1枚。ツグミはあまり逃げないので、デジカメの射程圏内に入ってくれる。したがって比較的クリアに撮れた写真はツグミだらけになる。冬鳥なので1年の3分の2くらいはいないはずだが、まだ見かける。
逃げないといえば、堀にいるヒドリガモも逃げない。これは餌をやる人が多いのですっかり人慣れしているのだ。これも渡り鳥なのにまだ残っている。今朝は堀端に上がって、桜の花びらをつついていた。
馬見丘陵公園のチューリップ
馬見丘陵公園では、いつもこの季節にチューリップフェアというイベントをやっている。4月8日の土曜日から16日の日曜日ということで、期間は1週間と少しなのでかなり短い。かなり大きなイベントで、公園内がチューリップでいっぱいになる。イベントが始まったら特に土日は人出が増えるので、期間直前の平日がいい。ということで、前から今日行こうと思っていた。なんとか曇り空だが天気も持ちそうだったので、足を運んだ。
いつもどおり河合町公民館の駐車場にバイクを置くと、公園までの緑道の入口のところにチューリップがお出迎えだ。
公園の北エリアまで、緑道を800メートルほど歩くのだが、道の両側もチューリップで彩られており、園内に入るまでにかなり花を楽しめる。これはかなり手間をかけていることだろう。チューリップは品種改良しやすい花なのだろうか。様々な色のものがあった。いくつか紹介。赤、白、黄色というのは童謡にもなっているが、ワインレッドのチューリップ。
次はレモンイエローのチューリップ。
次は定番の赤い花と白に少しピンクがかかった花。
緑道を抜けて北エリアに入ると、ここも芝生広場の周りの花壇すべてがチューリップで埋めつくされていた。中央エリアの花壇や、池の向こうのカリヨンの丘のあたりもチューリップでいっぱいになっていた。これはかなりすごい。
個人的には、花の色ごとに植えてあるのもいいが、下の写真の場所のように、色々な花がまじりあっているのが、風景に自然に溶け込んでいていい感じだった。
花の形も色々とあるようで、先がすこしとがったユリの花のようなチューリップもあった。後で調べるとユリ咲きというそうだ。
それから、八重咲きという花全体がぽってりとした感じのチューリップもある。今日は園内を一周する間に、チューリップを堪能できた。